
ライター : haru_mai
管理栄養士
大学卒業後、医療機関に勤務し栄養指導や献立作成、調理を経験。食事をとおして病気の予防や、日々の食事の大切さについて伝えていければと思います。カフェめぐりや旅行が好きです。
きゅうりの栄養はギネスに登録されていた!
きゅうりは、「Least calorific fruit」つまり「もっともカロリーが低いフルーツ」として、ギネス世界記録に登録されています。きゅうりは100gあたり14kcalで低カロリーですが、一方でビタミンやミネラルなどを多く含んでいます。きゅうりは栄養がないと思われがちですが、カロリーが低いだけで大切な栄養素が含まれているのです。(※1)
きゅうりに含まれる主な栄養素
カリウム
きゅうりに含まれるカリウムは100gあたり200mgです。
カリウムには体内の水分を保つはたらきや、ナトリウム(塩分)を体の外に排出する作用があります。そのため、塩分の摂りすぎが気になる方におすすめの成分です。塩分の摂りすぎによるむくみ対策も期待できますよ。(※1,2,3)
カリウムには体内の水分を保つはたらきや、ナトリウム(塩分)を体の外に排出する作用があります。そのため、塩分の摂りすぎが気になる方におすすめの成分です。塩分の摂りすぎによるむくみ対策も期待できますよ。(※1,2,3)
ビタミンC
きゅうりに含まれるビタミンCは100gあたり14mgです。ビタミンCには皮膚や粘膜の健康を維持するはたらきや、抗酸化作用が認められています。水に溶けだしやすく熱にも弱いので、調理の際は注意してください。
また、ストレスの多い人ほどビタミンCを必要とするので、疲労や睡眠不足、暑さ、寒さによるストレスがある人は積極的に摂り入れましょう。(※1,4)
また、ストレスの多い人ほどビタミンCを必要とするので、疲労や睡眠不足、暑さ、寒さによるストレスがある人は積極的に摂り入れましょう。(※1,4)
ビタミンK
きゅうりに含まれるビタミンKは100gあたり34μgです。ビタミンKには血液が固まるのを助けるはたらきがあります。また、カルシウムが骨に沈着するよう手助けする作用があるので、丈夫な骨作りにも不可欠な成分です。
ビタミンKは脂溶性なので、油を組み合わせると効率よく吸収できます。ドレッシングやマヨネーズ、ゴマ油などを使ってサラダや和え物にして食べるのがおすすめです。(※1,5)
ビタミンKは脂溶性なので、油を組み合わせると効率よく吸収できます。ドレッシングやマヨネーズ、ゴマ油などを使ってサラダや和え物にして食べるのがおすすめです。(※1,5)
食物繊維
きゅうりに含まれる食物繊維は100gあたり1.1gです。食物繊維には便秘対策に役立つ整腸作用のほか、血糖値の上昇を抑えたり、血中のコレステロール値を下げたりするはたらきが期待できます。
きゅうりの食物繊維量は根菜類や穀物と比較すると低いのですが、食物繊維が豊富なきのこ類や海藻類と組み合わせると無理なく摂取できますよ。(※1,6)
きゅうりの食物繊維量は根菜類や穀物と比較すると低いのですが、食物繊維が豊富なきのこ類や海藻類と組み合わせると無理なく摂取できますよ。(※1,6)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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