管理栄養士が教える「メロン」の栄養。ダイエット中に食べるポイントも

メロンは品種が多く、果皮の網目の有無や果肉の色により分類されています。特有の甘い香りと、ジューシーな食感が人気のフルーツです。メロンにはどんな栄養成分があるの?甘いから太る?意外と知らないメロンの栄養成分やカロリーなど、実際はどのくらい含まれているかを確認してみましょう!

2020年5月21日 更新

ライター : SALT

管理栄養士

病院勤務を経て、現在は専門学校の講師として栄養士を目指す学生の育成に携わっています。身体の内側からキレイになる為のインナービューティー栄養学やお料理の技術アップに必要な知識…もっとみる

メロンの栄養と効能効果

βカロテン

メロンは、100gあたりβカロテンが3,600μg含まれています。(※赤肉種で算出)

メロンのなかでも果肉がオレンジ色の赤肉系は、βカロテンを豊富に含んでいます。動植物に存在するカロテノイドと呼ばれる色素のひとつで、抗酸化作用が高い物質です。

またβカロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変換され、視覚の暗順応機能(暗さに目がなれること)に関わりをもちます。また皮膚粘膜の健康維持などの役割があります。(※1,2,3)

カリウム

メロンは、100gあたりカリウムが350mg含まれています。(※赤肉種で算出)

カリウムは野菜や果物に多く含まれますが、水溶性なので調理時に水に溶けだし、損失する場合があります。しかしその点、メロンは生食をすることが多いので、豊富に含まれるカリウムを逃さず食べることができます。

またカリウムは、ナトリウムの排泄を促す役割があります。普段の食事で塩分の摂り過ぎが気になるときは、カリウムの多い食品を加えてみましょう。(※1,4)

ビタミンC

メロンは、100gあたりビタミンCが25mg含まれています。(※赤肉種で算出)

ビタミンCは、体内のさまざまな生理作用に関わっています。皮膚のメラニン色素の生成を抑制することで、日焼けを緩和し、コラーゲン合成を助け、歯や軟骨、そして毛細血管を正常に保つ役割を担っています。(※1,5)

ククミシン

ククミシンは、メロンのたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)です。ククミシンのプロテアーゼ活性により、唇がぴりぴりしたり、喉のイガイガやかゆみがでることがあります。

またククミシンが、口腔アレルギー症状を引き起こすアレルゲンであるとの報告もあります。(※6)

アデノシン

アデノシンはメロンのワタ部分に多く含まれ、血液の流れを良くする働きが期待できます。そのほか、血流にまつわるさまざまな不調の対策に関わるとされています。(※7)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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