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この記事を執筆したひと
管理栄養士・調理師 / 塚本晴香
大学にて栄養学の勉強をしたあと、調理師専門学校で調理についても本格的に学ぶ。その後、カフェにて勤務し新メニューの開発などにも関わる。現在は、ライターとしてたくさんの人に食べることの大切さや楽しさを伝えている。
いんげんに含まれる栄養と働き
カリウム
いんげんには、カリウムが100gあたり260mg含まれています。
ミネラルの一種であるカリウムは、人間の身体で重要な栄養素で、細胞の浸透圧を一定に保っています。これによりナトリウムを体外に排泄しやすくし、塩分を摂りすぎた場合に調整してくれます。
またカリウムを過剰に摂取した場合でも、体内でバランスが保たれるため、過剰になることはほぼないとされています。逆に不足した場合、脱力感や食欲の低下などの症状がみられることがあります。(※1,2)
ミネラルの一種であるカリウムは、人間の身体で重要な栄養素で、細胞の浸透圧を一定に保っています。これによりナトリウムを体外に排泄しやすくし、塩分を摂りすぎた場合に調整してくれます。
またカリウムを過剰に摂取した場合でも、体内でバランスが保たれるため、過剰になることはほぼないとされています。逆に不足した場合、脱力感や食欲の低下などの症状がみられることがあります。(※1,2)
β-カロテン
いんげんには、β-カロテンが100gあたり590μg含まれています。
β-カロテンは、ビタミンAとしてからだの中で必要な分だけ変換され作用するため「プロビタミンA」とも呼ばれています。また、抗酸化作用によって活性酸素から身体を守ったり、免疫力を高めたりなどの役割もあるとされています。β-カロテンは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。(※1,3,4)
β-カロテンは、ビタミンAとしてからだの中で必要な分だけ変換され作用するため「プロビタミンA」とも呼ばれています。また、抗酸化作用によって活性酸素から身体を守ったり、免疫力を高めたりなどの役割もあるとされています。β-カロテンは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。(※1,3,4)
ビタミンB群
ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類をまとめてビタミンB群と呼び、これらは水溶性ビタミンに分類されます。
いんげんに含まれている主なビタミンB群は、以下の通りです。
・ビタミンB1……0.06mg
・ビタミンB2……0.11mg
・ナイアシン……0.6mg
・パントテン酸……0.17mg
・葉酸……50μg
(すべて100gあたり)
大きな役割としては、エネルギー代謝をスムーズにおこなうためサポートする補酵素の働きをしています。私たちの身体をかげながら支えてくれている重要な栄養素です。(※1,5)
いんげんに含まれている主なビタミンB群は、以下の通りです。
・ビタミンB1……0.06mg
・ビタミンB2……0.11mg
・ナイアシン……0.6mg
・パントテン酸……0.17mg
・葉酸……50μg
(すべて100gあたり)
大きな役割としては、エネルギー代謝をスムーズにおこなうためサポートする補酵素の働きをしています。私たちの身体をかげながら支えてくれている重要な栄養素です。(※1,5)
ビタミンK
いんげんには、ビタミンKが100gあたり60μg含まれています。
私たちは食品から取り入れる以外にも、自分の腸内細菌でもビタミンKを作っています。主な働きは、出血した際に血液を固めることと、骨の形成を助けること。またビタミンKは脂溶性ビタミンのひとつで、油脂と一緒に摂取することで吸収率が上がるので、炒め物などがおすすめですよ。(※1,6)
私たちは食品から取り入れる以外にも、自分の腸内細菌でもビタミンKを作っています。主な働きは、出血した際に血液を固めることと、骨の形成を助けること。またビタミンKは脂溶性ビタミンのひとつで、油脂と一緒に摂取することで吸収率が上がるので、炒め物などがおすすめですよ。(※1,6)
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