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5. 脂肪の代謝をサポート
カフェインには、脂肪を分解する消化酵素であるリパーゼを活性化するはたらきがあります。また、カフェイン摂取により、アドレナリン・ノルアドレナリンといったホルモンの血中濃度が上昇し、脂肪分解を促進する作用がありますよ。
これらにより、脂肪燃焼を高める作用がダブルで期待できます。(※8,9)
これらにより、脂肪燃焼を高める作用がダブルで期待できます。(※8,9)
カフェイン飲料の効果的な摂り方
ポイント
- 眠気を感じる前に飲む
- 運動をする前に飲む
- 食後がおすすめ
眠気を感じる前に飲む
カフェインを摂取する際、「眠気覚まし」を期待して飲むという人も多いのではないでしょうか。通常、カフェインは摂取してからすぐにそのはたらきを発揮するわけではありません。血液にのって全身へ運ばれてから覚醒作用がはたらくため、個人差はありますが約30分ほどかかるとされています。
そのため、理想的なカフェインを摂取するタイミングは、身体にカフェインがない状態で眠気を感じる前に摂取すると良いとされていますよ。(※5,10)
そのため、理想的なカフェインを摂取するタイミングは、身体にカフェインがない状態で眠気を感じる前に摂取すると良いとされていますよ。(※5,10)
運動をする前に飲む
カフェインには、脳をリラックス状態へと導くアデノシンのはたらきを抑制する作用があります。そのため集中力が高まるほか、筋肉の疲労を一時的に感じにくくなるといわれています。また、脂肪の消化酵素であるリパーゼを活性化するため、脂質代謝を高めるはたらきも期待できますよ。
血中カフェイン濃度がピークになるまで少し時間がかかるため、運動の30~90分前に摂ることで、より高い作用が得られます。(※8,11)
血中カフェイン濃度がピークになるまで少し時間がかかるため、運動の30~90分前に摂ることで、より高い作用が得られます。(※8,11)
食後がおすすめ
カフェインには、脳の神経を刺激し胃液の分泌を促進するはたらきがあります。そのため、食後に飲むことで消化を助け、胃もたれ対策にも役立ちますよ。
食前や空腹時にブラックコーヒーを飲むと胃酸が胃を刺激し、人によっては胃が荒れてしまうおそれが。どうしても食前に飲みたくなった場合は、牛乳を入れてマイルドにしましょう。(※12,13)
食前や空腹時にブラックコーヒーを飲むと胃酸が胃を刺激し、人によっては胃が荒れてしまうおそれが。どうしても食前に飲みたくなった場合は、牛乳を入れてマイルドにしましょう。(※12,13)
カフェインの効果が持続する時間はどれくらい?
個人差はありますが、カフェインは体内に取り込むと血流にのって、約30分で効きはじめるといわれています。また、代謝が進んでカフェインの血中濃度が摂取時の半分になるまでは約4時間ほど。
代謝にかかる時間よりも短いスパンでカフェインを多く摂取することで、脳が覚醒状態になり眠れなくなってしまうおそれがあります。そのため、カフェインの作用は4時間ほど持続することを意識しながら、適度なカフェイン量におさめるよう心がけましょう。(※5,9)
代謝にかかる時間よりも短いスパンでカフェインを多く摂取することで、脳が覚醒状態になり眠れなくなってしまうおそれがあります。そのため、カフェインの作用は4時間ほど持続することを意識しながら、適度なカフェイン量におさめるよう心がけましょう。(※5,9)
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