ライター : 相羽 舞

管理栄養士

大学卒業後、保育園にて勤務し離乳食と幼児食の献立作成や調理を経験。現在は4歳と2歳の兄弟を大騒ぎで子育て中です。専門的な内容でもわかりやすい記事を目指して執筆しています。

コーヒーダイエットって本当にやせるの?

「コーヒーを飲むとやせる」という情報を耳にしたことはありますか?もし、コーヒーを飲むだけでやせられるなら、コーヒーが好きな人にとってはうれしいですよね。

しかし、コーヒー摂取と減量の関係を調べるために過去におこなわれたきた研究を見てみると、コーヒーが減量に直接関連があると断言できる科学的根拠は、現状まだないようです。

では、コーヒーがダイエットによいといわれている理由は、一体何なのでしょうか。メディアでよく紹介されている「脂肪燃焼作用」について、コーヒーに含まれる機能性成分の面から解説します。(※1)

脂肪燃焼効果が期待される理由って?

カフェイン

コーヒーにはカフェインが含まれているのは有名な話ですよね。このカフェインを摂取することで、基礎代謝量が上がるため、脂肪燃焼作用が期待できるようです。しかし、コーヒーを飲むだけで体重が減るとは断言できないので、要注意

また、カフェインは適切に摂取すれば、健康維持に役立つという研究も発表されています。しかし、過剰に摂取すると、めまいや心拍数の増加、興奮、不眠などをおぼえる場合もあるので、こちらも注意が必要です。

ダイエットの基本は、無理のない摂取カロリーの調整と、適度な運動の継続です。ダイエットのためにとカフェインを過剰に摂るのは避けましょう。(※2,3,4)

クロロゲン酸

コーヒー豆にはクロロゲン酸という、ポリフェノールが豊富に含まれています。

ポリフェノールには抗酸化作用があります。老化や免疫機能の低下などを引き起こすとされる活性酸素の発生やそのはたらきを抑制したり、活性酸素そのものを取り除いたりする作用があります。

クロロゲン酸と脂肪燃焼の関連を調べた研究において、クロロゲン酸飲料を継続して飲むと、腹部脂肪の低下や脂肪の消費量がアップするとの報告が。

脂肪を消費しやすくする特定保健用食品に含まれている成分として、注目されていますよ。(※5,6,7)

ダイエット中のコーヒーはブラックがおすすめ

ダイエット中の飲み物は、なるべく低カロリーなものにするのがおすすめです。甘い飲み物からは、知らず知らずのうちに余分なカロリーを摂取している場合も。カロリーの摂りすぎはダイエットの大敵です。

コーヒーを飲むときは、ミルクや砂糖を入れず、無糖のブラックコーヒーにするのがダイエット中に取り入れる際のポイント

ブラックコーヒーのカロリーは100gあたり4kcalと低く、コーヒーカップ1杯(150g)でも、たった6kcalなのが魅力のひとつです。

普段、コーラやジンジャーエールなどの炭酸飲料やジュース、甘い乳飲料などを飲んでいる場合、ブラックコーヒーに置き換えるだけで摂取カロリーを抑えられますよ。(※8,9)

市販の缶コーヒーでも大丈夫?

市販の缶コーヒーでも問題ありませんが、ブラック(無糖)を選ぶようにしましょう。缶コーヒーは意外と砂糖が入っていることが多いので、栄養成分表示を確認するとよいですよ。

また、コンビニのドリップコーヒーを買う場合は、ミルクや砂糖を入れなければカロリーを抑えられます。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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