コーヒーダイエットって本当にやせるの？管理栄養士が徹底解説 (3ページ目)

アイスコーヒーは体を冷やすため、代謝が落ちてしまうおそれが。ダイエット目的で取り入れるなら、ホットコーヒーを飲みましょう。

カフェインやポリフェノール類は、80℃前後で抽出されやすいといわれています。そのため、80℃前後で飲むのがおすすめです。（※17）

コーヒーダイエットの注意点

注意点

飲み過ぎないようにする
水分補給代わりにしない
食事の代わりにコーヒーだけで済まさない

飲み過ぎないようにする

ダイエットに役立つ作用をもつカフェインですが、摂り過ぎには注意が必要な成分です。カフェインの過剰摂取によって、めまいや興奮、不眠、下痢や吐き気などにつながるおそれが。

カフェインの感受性は個人差が大きいとして日本では明確な基準がありません。海外のリスク管理機関の評価をもとにすると、一日3杯程度であれば、健康な成人においてカフェインの摂り過ぎには当たらないと考えられます。ただし、体調に異変を感じた場合は飲む量を調整してくださいね。（※6,18）

コーヒーの飲み過ぎは体に悪い？対策を解説【管理栄養士執筆】

コンビニでおいしいコーヒーが買える時代、毎日飲む方も少なくないのでは？その反面、飲み過ぎは良くないと聞くことも多いですが、一体なぜなのでしょう。この記事では、意外と知られていないコーヒーの適切な飲み方について管理栄養士が解説します！コーヒー愛飲者は必見です。

水分補給代わりにしない

コーヒーがダイエットに役立つからといって、水分代わりに飲むのは避けましょう。コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるため、水分を摂ったと思っても逆に排出されてしまいます。そのため、水分補給にはならないことを頭に入れておきましょう。（※6,19）

食事の代わりにコーヒーだけで済まさない

やせるためにコーヒーだけを食事代わりにするのはおすすめできません。極端な食事制限はリバウンドにつながりやすく、必要な栄養素が不足して健康を損なうおそれがあります。

また、代謝の向上や脂肪燃焼を促すためには、さまざまな栄養素と摂り、バランス良く食べることが前提。そのうえで、コーヒーを取り入れることが大切です。（※3,20）