沖縄のお茶「さんぴん茶」とは? 効果効能から正しい淹れ方まで

沖縄料理屋へ行くと飲む機会の多い「さんぴん茶」。香りのよいおいしいお茶だけど、どこかで飲んだことがあるような……なんて思ったことはありませんか? 沖縄では定番のお茶、さんぴん茶について、特徴や健康効果など詳しくご紹介します。

2019年5月8日 更新

監修者 : 谷口 ももよ

薬膳料理研究家

岐阜県出身 昭和45年生まれ。青山学院大学経営学部卒/岐阜県立長良高校卒。一般社団法人東洋美食薬膳協会 代表理事、全日本薬膳食医情報協会 副理事長、薬膳料理教室「Salon de Maman(…もっとみる

ライター : ニコライ

グルメライター。スイーツやお店の紹介、コラムまで食に関することは幅広く書いていこうと思います。日本酒が好きで飲み歩きも多いこの頃。旅行先のカフェに行くのも好きです。どうぞ宜…もっとみる

さんぴん茶とは?

さんぴん茶とは沖縄で親しまれているお茶で、中国のジャスミン茶と非常によく似ています。さんぴん茶のルーツはどこにあるのでしょうか? また、このさんぴん茶を飲むことによってどんな効能があるのでしょうか? 今回は、沖縄の「さんぴん茶」についてご紹介します。

さんぴん茶の特徴と名前の由来

さんぴん茶とは、沖縄の自動販売機やスーパー、コンビニなどで缶やペットボトルで気軽に購入できる定番人気のお茶です。 ルーツは中国にあります。中国ではジャスミン茶を「シャンピェンチャ」(香片茶)といいますが、それが沖縄に入り、なまって「さんぴん茶」になったといわれる説が有力。また、本場のジャスミン茶と比べると、やわらかくまろやかな味わいが特徴的です。

「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」の違い

「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は、基本的には同じです。そもそも「ジャスミン茶」という茶葉はなく、緑茶やウーロン茶の茶葉にマツリカ(ジャスミン)の香りをつけたものがジャスミン茶。茶葉の品質や香り付けの回数によって、値段が異なります。 お茶の本場中国をはじめとする外国では、ジャスミン茶にミルクを入れてミルクティーにしたり紅茶と混ぜたりと、中国茶と何かほかのドリンクを混ぜて飲むことも多いようですよ。

さんぴん茶の効果・効能

リラックス効果

さんぴん茶の原料であるジャスミンの花には、「ベンデルアセデート」という香り成分が含まれていて、自律神経を整える作用があります。よって、ストレスによる負担を抑えたり、脳をリラックスさせる効果が期待できます。(※1) また東洋医学では、ジャスミンは気の巡りをよくしてくれる効果があるといわれています。やる気が起きないときにも、さわやかな香りをかぐことで気分を一新できますよ。

覚醒効果

上でも述べたように、さんぴん茶(ジャスミン茶)は、緑茶やウーロン茶の茶葉にジャスミンの香りづけをしたもの。つまり、緑茶やウーロン茶と同じくらいのカフェインが含まれているのです。そのため、脳の活性化や覚醒効果が期待できます。(※2) 朝起きて一番にさんぴん茶を飲んだり、仕事の合間に飲むなどして、活用すると良いでしょう。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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