ライター : とも花

料理家 / レシピライター

よもぎ団子のレシピ

Photo by とも花

調理時間 30
摘みたてのよもぎだからこそ味わえる、春の香りあふれるお団子です。上新粉と白玉粉を使っているので歯切れがよく、もっちりなめらかな食感を楽しめますよ。時間がたっても固くなりにくいレシピです。

材料(約20個分)

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  • 生よもぎ 60g
  • 上新粉 150g
  • 白玉粉 50g
  • 砂糖 大さじ1杯
  • 200cc
  • 塩(よもぎをゆでる用) 小さじ1/2杯

きれいな緑色に仕上げるコツ

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コツ・ポイント

  1. 新芽を使う
きれいな緑色に仕上げるには、春早いうちの新芽を使うこと。やわらかいのでサッとゆでるだけで使えます。アクが少ないため、水にさらす時間は短めでOK。よもぎそのものの色が楽しめるお団子ができあがりますよ。

下ごしらえ

テーブルの上にある摘み取られたよもぎの新芽

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摘み取ったよもぎはよく水洗いして、細かいゴミを取り除いてください。固い茎の部分を取り除き、やわらかな葉先だけを使います。

作り方

1.よもぎをゆでる

鍋でゆでられているよもぎ

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鍋に湯(分量外)を沸かして塩を加え、よもぎを入れます。1~2分ゆでたらざるにあけて湯をよく切りましょう。少し成長したよもぎを使うときには、小さじ1杯の重曹を湯に加えてゆでてください。
水にさらされたよもぎ

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ゆであがったよもぎを冷水にさらして色止めとアク抜きをします。2~3回水を取り替えて、手早くよもぎを冷ましてください。長く水に浸けすぎると、せっかくのよもぎの風味が抜けてしまいます。冷めたら早めに水から引き揚げてください。

2.よもぎを刻み、すりつぶす

まな板の上で刻まれているよもぎ

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水気をよく絞ったよもぎを包丁で細かく刻みます。ここである程度細かくしておくと、すり鉢でするのが楽になりますよ。
すり鉢ですりつぶされているよもぎ

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刻んだよもぎをすり鉢に入れ、さらに細かくなるようにすっていきます。ペースト状にまではしなくてもOKです。フードプロセッサーを使うと簡単ですよ。

3.粉類を混ぜる

ボウルの中で水と混ぜられている白玉粉

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レンジ対応のボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えながら溶いていきます。ダマになりやすいので、よくかき混ぜて水になじませましょう。
ボウルの中で混ぜられている上新粉と砂糖

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白玉粉が完全に水になじんだら、砂糖と上新粉を加えます。ゴムベラに持ち替え、なめらかさが均一になるまで混ぜてください。

4.生地をレンジで加熱する

ボウルの中で混ぜられている団子の生地

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生地の入ったボウルにふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで1分30秒加熱します。加熱後、レンジから取り出して、ゴムベラでムラがなくなるまでしっかり混ぜましょう。混ざったら再びラップをかけ、2分加熱してください。再度よく混ぜ、さらにもう2分加熱してください。
加熱が終わったボウルの中の団子の生地

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生地につやと透明感が出てきたらOKです。足りないときは再度1分加熱して様子をみてください。

5.すりこ木でつく

ボウルの中ですりこ木でつかれている団子の生地

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レンジから取り出し、水で濡らしたすりこ木でついていきます。ある程度ついたらゴムベラで底からすくうように返し、再度すりこ木でついてください。しっかりつくと生地がやわらかくなってきます。
よもぎを混ぜ込みながら、すりこ木でつかれている団子の生地

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生地がやわらかくなめらかになってきたら、よもぎを混ぜ込みながらさらについていきます。

6.手でこね、成形する

ボウルの中で手でこねられているよもぎ団子の生地

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粗熱がとれて生地に触れても熱くなくなってきたら、濡らした手でこねます。ムラがなくなるまでしっかりこねましょう。
丸く成型された手の上のよもぎ団子

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濡らした手で適量を生地から取り、団子の形に成形します。都度、手水を付けながら作業するときれいに仕上げることができますよ。

7.できあがり

深皿に盛りつけられたよもぎ団子

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20個ほどのお団子ができあがります。お好みで、きな粉やあんこを添えて召し上がれ♪

よもぎ団子のアレンジレシピ3選

1. 豆腐でしっとり。もちもちよもぎ団子

豆腐と白玉粉をこねて作る、しっとりもちもちのよもぎ団子です。生地を丸めてゆでるだけなので、とっても簡単。子供と一緒に楽しみながら作るのもおすすめですよ。

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