
ライター : 相羽 舞
管理栄養士
大学卒業後、保育園にて勤務し離乳食と幼児食の献立作成や調理を経験。現在は4歳と2歳の兄弟を大騒ぎで子育て中です。専門的な内容でもわかりやすい記事を目指して執筆しています。
この記事を執筆したひと
管理栄養士 / i_ma
大学卒業後、保育園にて勤務し離乳食と幼児食の献立作成や調理を経験。現在は2歳差の男兄弟を大騒ぎで子育て中です。
生後10ヶ月の離乳食内容
一食あたりの量
生後10ヶ月の赤ちゃん、一食あたりの目安の量をみてみましょう。
全がゆ……90g
または
軟飯……80g
野菜、果物……30~40g
魚……15g
または
肉……15g
または
豆腐……45g
または
全卵……1/2個分
または
乳製品……80g
個人差がありますので、赤ちゃんひとりひとり食べられる量や形態は変わってきますが、目安として参考にしてみてくださいね。(※1)
味つけ
基本的には食材がもつそのものの味を活かしながら、薄味に仕上げます。家族で食べるものを味つけする前に取り分けるのもおすすめです。
食べ進まないときは、すこし味つけをしたほうが食べるようになる赤ちゃんもいますので、だしを濃いめにとったり、風味づけ程度に味をつけてあげるとよいですよ。
食べ進まないときは、すこし味つけをしたほうが食べるようになる赤ちゃんもいますので、だしを濃いめにとったり、風味づけ程度に味をつけてあげるとよいですよ。
食べる時間
なるべく生活リズムをつけていけるように、食事も朝、昼、夕と一日3回食としていきます。
準備をするのはたいへんですが、家族と同じ時間に一緒に食事をすることで、みんなで食べることが楽しいという体験を積み重ねていけるとよいですね。(※1)
準備をするのはたいへんですが、家族と同じ時間に一緒に食事をすることで、みんなで食べることが楽しいという体験を積み重ねていけるとよいですね。(※1)
10ヶ月の離乳食は手づかみ食べで自由に楽しく!
手づかみ食べは生後9ヶ月頃からはじまり、その後の発育や発達に重要な行動といわれています。自分の手で食べ物を触る、握る、固さを確かめるといった体験は食への興味、関心へつながり、自分で食べようとする「意志」へつながっていきます。(※1)
お母さんからすると、まわりは汚れるし、散らかしただけで全然食べられていないなど、意味を見出せないかもしれませんが、赤ちゃんにとってはそのすべてが学びなのです。汚れても気にならない環境をつくり、存分に手づかみ食べさせてあげてくださいね。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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