ライター : 相羽 舞

管理栄養士

生ハムのカロリーは高い?低い?

種類カロリー糖質量
生ハム243kcal0.5g
ロースハム211kcal2.0g
ベーコン400kcal0.3g
ウインナーソーセージ319kcal3.3g
(※1)
生ハムのカロリーは100gあたり243kcal、糖質量は0.5gです。ほかの食材と100gあたりで比べてみました。

ロースハムよりは高いカロリーとなっていますが、糖質量は低いです。ベーコンやウインナーソーセージに比べると、カロリーは低めとなっています。

生ハムのカロリーと糖質

生ハム1枚 / 1パックあたりのカロリーと糖質

Photo by macaroni

重量カロリー糖質量
生ハム 1枚6g15kcal0g
生ハム 1パック70g170kcal0.4g
(※1)

ダイエット中のひと必見!生ハムを食べるときのポイント

生ハムはたんぱく質を100gあたり24.0gと豊富に含んでいて高たんぱく質。また、低糖質なのでダイエット中にも取り入れられる食材といえます。

しかし注意したいのが塩分量。生ハム100gあたりの食塩相当量は2.8gで、成人女性の食塩相当量の目標量は6.5g未満です。スーパーやコンビニで買える生ハムは1パック50~70gのものが多いようなので、一日に半パック食べると、生ハムからの食塩摂取量は0.7~1g程度になります。

生ハムはしっかり味があるので、生の野菜や果物とあわせて食べるのがおすすめ。味つけしなくても満足感があります。野菜や果物に含まれるカリウムはナトリウム(塩分)の排泄作用があるので、塩分が気になるときは一緒に食べるとよいですよ。(※1,2,3)

生ハムの栄養から期待できるダイエットや健康効果は?

食べたものを効率よくエネルギーに

生ハムに含まれるビタミンB1は糖質の代謝にかかわっており、摂取した糖質からエネルギーを作りだすのを助ける働きがあります。 ビタミンB1が不足すると糖質をうまくエネルギーに変換できず、疲れやすくなることも。生ハムには100gあたり0.92mgのビタミンB1が含まれており、ロースハムやベーコンよりも豊富です。(※1,4)

コレステロールを減らすサポート

意外かもしれませんが、生ハムには体によいとされる脂質も多く含まれています。オレイン酸やリノール酸といった不飽和脂肪酸には、LDL(悪玉)コレステロールを減らす作用があるといわれていますよ。

だからといって食べ過ぎはエネルギーや脂質過剰になってしまいます。摂取量を適切にしたうえで、バランスよく脂質を摂ることが大切です。(※1,5)
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