
ライター : kii
調理師
製菓衛生師、食育インストラクター、フードコーディネーター。「おいしい料理で人を幸せにする」をモットーに、レシピやお料理のコツなどの情報発信を行っています。ブログやYouTubeで…もっとみる
七草粥を食べる日と理由
春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を入れて作る七草粥は、邪気を除くといわれています。1月7日(正月七日)、人日(じんじつ)の節句にこの七草粥を食べることで、一年間の無病息災を祈るのです。
また、年末年始でごちそうを食べて、胃腸に疲れがでてきたときに、やさしい七草粥を食べることは、胃腸を休めて回復するためにも役に立ちますよ。
また、年末年始でごちそうを食べて、胃腸に疲れがでてきたときに、やさしい七草粥を食べることは、胃腸を休めて回復するためにも役に立ちますよ。
炊飯器で作る七草粥のレシピ(調理時間:60分)
炊飯器でお粥を作っている間に、七草の下ごしらえをすれば、手際よく作れますよ。やわらかく炊けたお米のやさしい甘さと、七草のさわやかな香りを、目を閉じてじっくりと味わってみて。おなかをやさしく満たしてくれる七草粥で、一年の無病息災を願いましょう!
材料(2人分)
・お米……0.5合
・水……炊飯器のお粥の線まで
・市販の七草粥セット……1パック
・塩……ふたつまみほど
・水……炊飯器のお粥の線まで
・市販の七草粥セット……1パック
・塩……ふたつまみほど
コツ・ポイント
七草は、さわやかな香りを生かすために、おかゆを炊いてから仕上げに混ぜるのがポイントです。七草は、お米と一緒に炊かずに仕上げに加えるほうが、雑味や苦味も出ません。お米のやさしい甘さと、七草の味と香り、両方をしっかりと楽しめる七草粥に仕上げられますよ。
作り方
1. お米を研いで、水気を切る。
まず、お米を研ぎましょう。ボウルとザルを用意して、ボウルにたっぷりと水を入れます。お米をザルに入れて、ボウルの水につけてください。手でボールを軽く握るような「猫の手」にして、お米をやさしくクルクルと5回ほど混ぜたら、ザルをあげてすぐに水を捨てましょう。
ボウルにたっぷりと水を入れる→お米を入れたザルをボウルに入れる→手をボールを軽く握るような猫の手にして、お米をクルクルと10回ほど混ぜる→ザルをあげて水を捨てる
これを2〜3回繰り返したら、ザルにあげて水気を切ってください。
これを2〜3回繰り返したら、ザルにあげて水気を切ってください。
2. 七草粥セットを、細かく刻む。
スズナ(蕪)とスズシロ(大根)は、皮をむいてから、みじん切りにします。それ以外の七草は、根がついているものは根を取り除いてから、刻みましょう。
※葉の青臭さが気になる場合は、サッと下ゆでして水気を切ってから刻むとよいでしょう。
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