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梅干しを食べるだけでは効果が薄い
「梅干しダイエット」といっても、梅干しを食べただけでダイエットの効果が得られるとは限りません。習慣的に梅干しを食べることで得られるメリットを、ダイエットにつなげるという考え方です。
なお、効率的に体重を減らすためには、梅干しを食べるだけではなく、食生活や運動習慣の見直しも大切です。梅干しは「ダイエットのサポート」として食事に取り入れましょう。
なお、効率的に体重を減らすためには、梅干しを食べるだけではなく、食生活や運動習慣の見直しも大切です。梅干しは「ダイエットのサポート」として食事に取り入れましょう。
梅干しダイエットは健康によい効果もある
梅干しに期待できるダイエット効果
- 便秘対策につながる
- 血糖値や中性脂肪濃度を下げる作用
- 唾液の量を増やして免疫力アップ
- 血流を改善して血行を促進
便秘対策につながる
「有機酸」を含む梅干しは、便秘対策に役立つ食品のひとつ。有機酸は、腸の蠕動運動や腸管から水の分泌を促進するはたらきがあるため、排便を促してくれますよ。
とくに腸のまわりの筋肉がゆるんだことが原因で、便を押し出す動きが弱くなっている「弛緩性便秘」の方は、積極的に摂るとよいといわれています。(※1,2)
とくに腸のまわりの筋肉がゆるんだことが原因で、便を押し出す動きが弱くなっている「弛緩性便秘」の方は、積極的に摂るとよいといわれています。(※1,2)
血糖値や中性脂肪濃度を下げる作用
梅には、肥満に関連する酵素「α-グルコシダーゼ」のはたらきを抑える作用があるため、健康維持に役立ちますよ。また、食後の血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。
動物実験では、梅肉エキスをとることにより、血糖値や血中脂肪濃度が下がったことが確認されています。(※3,4)
動物実験では、梅肉エキスをとることにより、血糖値や血中脂肪濃度が下がったことが確認されています。(※3,4)
唾液の量を増やして免疫力アップ
酸っぱい梅干しを食べたときはもちろん、見るだけで唾液が出てしまうという方は多いのではないでしょうか。実は、唾液には「分泌型IgA」という免疫に関わる物質が含まれていて、病原体の侵入を防ぐ作用があります。
口のなかを唾液で潤しておくことは、風邪をはじめとした感染症の予防に役立つといわれています。梅干しをよく噛んで食べて、唾液を出しましょう。(※5)
口のなかを唾液で潤しておくことは、風邪をはじめとした感染症の予防に役立つといわれています。梅干しをよく噛んで食べて、唾液を出しましょう。(※5)
血流を改善して血行を促進
血行不良は便秘やむくみの原因となってしまいますが、梅肉エキスは血行促進に役立ちます。血小板の凝集を防ぎ、血流を改善する「ムメフラール」という成分が含まれているためです。
ただし、ムメフラールは梅干しには含まれていません。ムメフラールによるメリットを得たい場合は、青梅を煮詰め、ジャムとして食べるのがおすすめです。(※6,7)
ただし、ムメフラールは梅干しには含まれていません。ムメフラールによるメリットを得たい場合は、青梅を煮詰め、ジャムとして食べるのがおすすめです。(※6,7)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。