手前味噌ですが〜

「手前味噌ですが、最近料理が上手だねって夫に言われるんですよ」 「手前味噌ですが、自分の作った料理が一番おいしいと思うこともあるんです」 「手前味噌ですが、今回の仕上がりは最高だと思います」 「普段からヨガをやっているせいか、手前味噌ですが体型を維持できているのかも」 「肌のお手入れを欠かさずやっているので、手前味噌なんですが肌年齢が20代と言われたんです」

手前味噌で恐縮ですが〜

「手前味噌で恐縮ですが、ケーキがおいしくできたのでいかがでしょうか?」 「手前味噌で恐縮ですが、うちの社員はみんな志が高く、協力体制も確立しています」 「手前味噌で恐縮ですが、海外で学んだ経験がこのたびの成功につながったと思います」

手前味噌の間違った使い方

“手近なもの、簡単なもの”という意味で使ってしまうと、本来意味とはずれてきてしまい、逆に相手に変な印象を与えてしまうおそれがあるので注意が必要です。 例えば、お客様にいただきものや買い置きのお菓子を出す際や、訪問時に手土産を渡す際、「手前味噌で恐縮なんですが……」と言ってしまうのはNG!自分で作ったのでもなく、工夫があるわけでもなく、ただの嘘や自慢に思われるおそれがあります。

手前味噌の同義語と反対語

同義語

自分のこと、また自分に関連することをほめることを表す「手前味噌」の同義語には次のようなものがあります。 ・自慢 ・自賛 ・自画自賛 ・自負 ・自尊 ・矜持(きょうじ:自信と誇りを持ってふるまうこと。プライド)

対義語・反対語

「手前味噌」は自分に自信のあることを表しているので、その反対となる言葉は、次のように自分を相手より下に見たり、まったく自信のない様を表すものとなります。 ・謙遜(けんそん) ・卑下(ひげ)

奥ゆかしさを表す使える日本語「手前味噌」

ひと言付け加えることで嫌味さがなくなる「手前味噌」。うれしくてちょっとした自慢をしたい、という気持ちを上手に伝えられる優れた日本語です。使い方を間違えると、おかしな日本語になってしまいますが、きちんとした由来を知っていればその心配もありません。 ほめられてうれしくなったとき、料理を上手に作れたと感じたとき、そしてそれを誰かに伝えたいとき、「手前味噌なんですが〜」と嫌味なくそれを伝えてみてください。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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