ライター : とも

暮らしと食を綴るWEBライター

「手前味噌」の意味や使用例

  1. 自分や身内のことをほめるときに使う言葉
  2. 謙虚さを持ちつつ何かをアピールしたいときに役立つ
  3. 由来は自家製の味噌で、自分で作った味噌を「手前味噌」という場合もある
  4. 【使用例】
    「手前味噌ですが、最近料理の腕があがったと家族に言われるんですよ」
    「趣味は陶芸で、手前味噌ながら賞を取ったことがあるんです」

「手前味噌」の意味とは

Photo by akiyon

直接的な意味は「自慢」

「手前味噌」は、自分や身内のことをほめるときに使う言葉です。直接的な意味は「自慢」にあたるため、「手前味噌ですが……」と話すときは相手やシーンを選ぶことが大切です。

謙虚さを含んだニュアンスも

アピールしたい事柄を伝える表現はむずかしいもの。あからさまに自慢と受け取られるような表現は避けたほうがスマートなこともありますよね。「手前味噌」はそんなときに重宝します。

「手前味噌になってしまいますが……」と前置きすることで、相手に謙虚な印象に与えつつ誇りをもっていることをアピールできます。

「手前味噌」を使うシーン例

  1. 謙遜する気持ちを表現したいとき
  2. 良いところを嫌味なく言いたいとき
  3. 自分や身内のことをほめるとき
  4. 自分の考えや意見を述べるとき
  5. 自分の会社の成果を説明するとき

手前味噌を英語でいうと?

手前味噌を英語で直訳すると「Self-promotion」。文章にする場合は、「I don’t mean to brag, but……」「I'm not trying to boast, but……」(両者も意味は「自慢するわけじゃないけどね……」)などの表現ができます。

「手前味噌」の使い方・例文

ビジネスシーンはもちろんプライベートな会話でも、良いところを嫌味なく言いたいというときに「手前味噌になってしまいますが……」と前置きすると、謙虚さを出しつつ、うまくアピールすることができます。

手前味噌ながら〜

「趣味は陶芸で、手前味噌ながら賞を取ったことがあるんです」
「手前味噌ながら、我が社の製品の品質は業界トップクラスです」
「手前味噌ながら、このプロジェクトに関わる社員の情熱は誰にも負けません!」
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