ライター : ako0811

下ごしらえから丁寧に。海老フライの作り方

Photo by ako0811

調理時間 30
洋食屋さんでいただくような、「サクッ」「プリッ」食感の海老フライを、家庭でも作りたいですよね。できるだけまっすぐに揚げるには、隠し包丁を入れるのがポイント。くるんと丸まらず、見映えよく仕上がりますよ。コツをおさえて、冷めてもおいしい海老フライを作ってみましょう。

材料(2〜3人分)

Photo by ako0811

コツ・ポイント

  1. おいしい海老フライの作るには、丁寧な下ごしらえが大切。背ワタはもちろん、尾の部分は水や汚れをしっかり取り除きましょう。これらが残ったままだと、揚げた際に油はねしたり、臭みの原因になったりします。
  2. また衣に少量のサラダ油を混ぜると、カリカリ食感に仕上がりますよ。

作り方

1.海老の下ごしらえをする

海老の背ワタを取る様子

Photo by ako0811

頭から尾にかけて殻をむきます。海老の背中につまようじや竹串を入れて、背ワタを取り出します。やさしく引っ張り出すと、すっと取れますよ。
尾をカットした海老

Photo by ako0811

尾の部分を斜めにカットします。尾を包丁でしごいて、水分を出します。
海老の腹に隠し包丁を入れる様子

Photo by ako0811

そのまま加熱すると丸まってしまいます。海老の腹部分に数か所、包丁で切り込みを入れます。
バットにのせた、下ごしらえした海老9尾

Photo by ako0811

塩水(分量外)できれいに洗って、キッチンペーパーで水気を取ります。塩水で洗うと汚れや臭みが取り除けるうえに、身が引き締まりプリプリ食感に仕上がりますよ。

2.海老に衣を付ける

バットの上で小麦粉をまぶしている海老

Photo by ako0811

海老にまんべんなく小麦粉をまぶし、余分な粉をはたきます。小麦粉は海老と衣の接着剤のような役割を果たします。
バットに並べた、衣を付けた海老

Photo by ako0811

溶き卵、パン粉の順に衣を付けます。 ※溶き卵にごく少量のサラダ油(分量外)を混ぜておくと、揚げたあとに衣がよりカリッとしますよ。 ※しっかりと食べごたえのある衣が好みの場合は、小麦粉、溶き卵の工程を2回おこなってからパン粉を付けてください。冷めてもサックサクの衣に仕上がります。

3.海老を揚げる

海老フライを揚げる様子

Photo by ako0811

180℃の油で、表面がきつね色になるまで揚げます。温度が下がらないよう注意して、カリッと素早く揚げます。 ※たくさんの海老フライを入れると揚げ油の温度が下がってしまうので、1回に付き3~4本を目安にしてください。
網の上にのせて油を切っている海老フライ

Photo by ako0811

網の上にのせて余分な油を切ったら、器に盛り付け完成です。お好みで、マヨネーズやタルタルソース、レモンなどを合わせてもおいしくいただけますよ。

こちらもおすすめ。海老フライの人気レシピ7選

1. お店のような仕上がり。有頭海老フライ

有頭海老で作る海老フライは、見映えが抜群!カリッと揚げると、頭ごと食べられますよ。頭の部分は先の部分とひげを切りそろえ、あとの下処理は普通の海老フライと同じ。ボリュームが出て、お店のような仕上がりです。ハレの日やおもてなしにも最適ですよ。

2. 大人の味わい。梅とゆずこしょうの和風海老フライ

いつもと違う味わいの海老フライを食べたいときは、こちらがぴったり。梅味と柚子こしょう味のレシピです。どちらも海老に下味を付けてから揚げるため、そのまま食べられますよ。ソースがいらないので、お弁当にも使えます。お酒のアテにおすすめ。

3. エスニック風。ひと口海老フライ

ナンプラーで海老に下味を付ける、エスニック風の海老フライです。ナンプラーの風味はそれほど強くないため、食べやすいですよ。しっかりと味は付くので、何も付けずに召しあがれ。尾を取り除く海老フライは、丸ごと食べられるのがよいですね。

編集部のおすすめ