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わき役のイメージが強い春菊
大人になってから大好きになった食材があります。味覚の変化か、舌が大人になったのか。
鍋の時期に欠かせない「春菊」です。
春菊はそもそも栄養価の高い食材ですが、旬の時期には栄養価もおいしさもアップします。つまり、今こそ食べたい野菜のひとつ!
今回は、鍋やすき焼きのわき役にするだけじゃもったいない、主役になれる「春菊」の魅力に迫ります。「春菊」栄養を効率よく摂取できて、モリモリ食べられるおすすめの簡単レシピも合わせてご紹介しますよ!
「春菊」の魅力
春菊って?
地中海沿岸が原産で、春に黄色の菊のような花を咲かせるため「春菊」と名が付きました。日本へは室町時代に渡来したという説があり、江戸時代から栽培が始まりました。
東日本と西日本では品種が異なり、関東ではギザギザした葉が特徴の春菊。関西では菊菜(きくな)と呼ばれ、葉の切り込みが大きくて根から葉がついており、香りが弱いのが特徴です。
春菊の旬と栄養
春菊の旬は、11月から3月。βカロテンはほうれん草以上に豊富で、カリウム、食物繊維、カルシウム、鉄と現代の食事で不足しがちな栄養素が含まれています。
春菊の上手な摂り方
カロテンは体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油やたんぱく質と一緒に食べると吸収率が高まります。せっかくなので効率よくいただきましょう。
また、体の抵抗力をつけたい時期は、日々の食事で積極的に補給するのがおすすめです。
春菊の使い方 ワンポイント
葉はやわらかく生食にも使えます。
茎がやわかく細い場合は細く千切りにして生食でも食べられますが、太い場合は湯通しをするか、炒め物に使うとよいでしょう。
葉がくったりとしやすいので、早めに使うのがおすすめです。葉がしんなりしてしまったら、根元を切り落として茎を人肌のお湯(35℃程度)にしばらくつけるとシャキッとします。生食でいただく場合はぜひお試しくださいね。
春菊のおすすめ保存方法
葉先を乾燥させないようにするのがポイント!
水気をしぼったキッチンペーパーで茎の部分を覆い、ポリ袋に入れて根元を下にして立て、冷蔵庫(野菜室)で保存。
家に新聞紙がある方は、新聞紙に包んでポリ袋に入れてから冷蔵庫(野菜室)へ。下茹でしてから冷凍庫で保存も可能です。
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