目次
究極の豚汁作りの3カ条
1. 具材の選び方
まずは食材にどんな作用があるのかを知り、選ぶ具材を選ぶことが大切です。今回のレシピに使用した具材の役割をお伝えしていきます。
豚汁に生姜を入れることで、豚肉のくさみを消して、さっぱりした仕立てに仕上がります。またこんにゃく、里芋、サツマイモを入れることで糖質の甘さが加わり、豆腐を入れることで、大豆の旨味が加わりますよ。甘さと旨さが豚汁に深い味わいをもたらしてくれます。
2. ごま油で下炒め
ごま油で肉や野菜を炒めることで、具材にごま油の香ばしさを移すことができ、より一層おいしく食べることができます。ごま油の香りは食欲をそそるので、完成した豚汁でほんのりごま油を感じると、食欲がそそる仕立てになるのもおいしくなるポイント!
3. お味噌の選び方
味噌には米味噌、豆味噌、麦味噌と3種類に大別されますが、豚汁は米味噌がオススメです。米味噌は、大豆に米麹を加えて作られているので、大豆の旨味と米の甘みが合わさっており、深い味わいが堪能できます。また、米麹が入っているので白ご飯との相性も抜群なのも、おいしく作るポイントのひとつですね。
むずかしいポイントなし!基本の豚汁レシピ
材料(4人分)
・こんにゃく……50g
・豆腐……200g
・里芋……70g
・サツマイモ……50g
・大根……100g
・人参……40g
・玉ねぎ……50g
・しいたけ……30g
・ごぼう……30g
・白ねぎ……15g
・油揚げ……20g
・豚肉……300g
・水……1L
・和風だし顆粒……10g
・米味噌……40g
・生姜……5g
・ごま油……5cc
下準備
玉ねぎ、白ネギ、人参、ごぼう、大根、里芋、サツマイモの皮をむきます。ひとつの食材を剥いては切って、と工程を踏むよりも一気に皮を剥くと時短になりますよ。
1. 玉ねぎは5mmスライスにします。5mmスライスだと溶けてしまうことがあるので、玉ねぎ感を残したい場合は、乱切りでも良いですよ。
2. 白ねぎは小口切りにします。こちらも、白ねぎ感を残したい場合は3cm幅の斜め切りが良いでしょう。
3. 人参は小口切りにします。今回は細い部分だったので小口切りにしましたが、太い部分の場合は、半月切りにすると食べやすいですよ。
4. ごぼうはささがきにします。細い部分は、鉛筆を削るように包丁を動かしますが、太い部分は、浅い切れ目を入れてあげると切りやすいですよ。
5. 大根はいちょう切りにします。今回は、太い部分だったのでいちょう切りですが、細い部分の場合は、半月切りでも良いですよ。
6. しいたけは薄切りにします。カサが小さいしいたけの場合は、少し厚めに切っても良いですよ。
7. 里芋は乱切りにします。土がついた里芋から下処理をしても良いですが、里芋の皮を剥いた商品を使うと時短に繋がりますよ。
8. サツマイモは乱切りにします。今回は皮をすべて剥きましたが、皮を残して紫色を出すと彩りが良くなりますよ。
9. 油揚げは1cm幅に切ります。切った後には余分な油と、酸化した油を取り除くために、お湯をかけて油抜きをおこないましょう。
10. 豆腐は3cm×4cmの大きさに切ります。1cm角のダイスカットでも良いですが、今回は見た目を重視して大きめに切っています。
11. こんにゃくは手でちぎった後、沸騰したお湯に3分ほど入れてアク抜きを行います。アク抜きをおこなう前に、箸で数カ所穴を開けると、よりアクが抜けやすいと言われています。
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