ライター : 小嶋絵美

フードライター / 管理栄養士

食事制限なしでダイエットはできるの?

ダイエットでは、摂取カロリーと消費カロリーの調整が大切です。摂取カロリーよりも消費カロリーを高く調整できれば、無理に食事制限をする必要はありません。

食事の管理のほか、規則正しい生活や適度な運動の継続も、ダイエット成功の秘訣。食事制限だけに頼らないダイエット方法について、詳しく見てみましょう。(※1)

【食事編】食事制限なしのダイエット方法

食事

  1. 主食・主菜・副菜をそろえる
  2. よく噛んで食べる
  3. 規則正しく食べる
  4. 間食を上手に摂る

主食・主菜・副菜をそろえる

偏った食事制限をするより、主食・主菜・副菜をそろえてバランスのよい食事をしましょう。主菜にビタミンB群の豊富な肉や魚を摂ると、エネルギー代謝をサポートできます。

野菜や豆類の副菜から食物繊維を摂ると、食後の糖の吸収や血糖値の上昇がゆるやかになるメリットが。ダイエット中の便秘対策にも食物繊維のはたらきは役立ちます。(※2,3,4)

よく噛んで食べる

よく噛んで食べると早食い(速食い)を避けられます。さらに、満腹感を得られやすくなったり、食欲を抑えられたりするので、肥満対策にもつながりますよ。

食事のはじめに食べるのは、野菜たっぷりの副菜がおすすめです。野菜から先にゆっくりよく噛んで味わうことも、肥満対策に役立ちます。(※5,6)

規則正しく食べる

ダイエット中は規則正しい食生活を心がけましょう。朝食を欠食したり、夜食を摂ったりする食習慣によって、太りやすくなるおそれがあります。

夕食のまとめ食いや夜食が、朝食の欠食を招くともいわれています。また、午前中の体温をしっかり上昇させるためにも、朝食は大切です。(※7)

間食を上手に摂る

仕事で忙しく夕食の時間が遅くなるときは、間食を活用しましょう。間食を上手に摂れば、夕食の食べ過ぎを避けられますよ。

間食に適しているのはスナック菓子ではなく、おにぎり、フルーツ、乳製品などカロリー・脂質の控えめなもの。間食のカロリーはおおよそ200kcalが目安です。(※8)
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