食欲不振におすすめの食材とは

Photo by macaroni

スイカは、熱を冷まし余分な水分を排出する力があります。ただし、これもキンキンに冷えた状態ではなく、常温に近い温度で食べるのがいいでしょう。それほど、冷えたものは身体に負担がかかります。 他にも、冬瓜やゴーヤなどの瓜類を食事に取り入れるのがおすすめ。あとは、朝ごはんレシピにも使用した緑豆はるさめも、熱を冷まして余分な水分を排出してくれる効果があります。 ちなみに、パンもOK。“乾燥している” ものだから、体内の湿気をとる手伝いをしてくれます。ただし、菓子パンだとお菓子になってしまうので、食事として摂取するのはバゲットや食パンなどの “お食事パン” がいいでしょう。

養生は早めが肝心!食欲がなくなる前から朝ごはんで対策!

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【櫻井先生の養生あさごはん】、第二回は「食欲不振」をお届けしました。 食欲がなくなるといえば、真夏のイメージですが、夏前の梅雨も油断できません。湿気が多くじめじめ…… かと思えば、晴れて暑い日もあるなど気温が安定せず、胃腸が弱りがち。すでに食欲が落ちている人もいるかもしれません。 中医学の養生は、症状が出てからの対策ではなく、症状が出る前、つまり日頃から備えておくことが大切とされています。 「夏は食欲がなくなりがち」というかたは特に、今から習慣や食材を意識して生活してみてはいかがでしょうか。
次回の更新は、6/29(土)。テーマは夏こそ気をつけたい「冷え性」です。
監修:櫻井 大典 / レシピ考案・編集:古矢 美歌(macaroni編集部)
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