食べてはいけないそうめん

カビが生えている

湿気が多く、高温になる場所で保存すると、そうめんにはカビが発生してしまうことがあります。しばらく使っていないそうめんを食べるときには、しっかり目で見て確認し、カビがあれば破棄するようにしましょう。

目にみえるカビを捨てたとしても、まわりには目に見えない微細な胞子がついているおそれが。同じ容器で保存していたものも食べるのは控えるのが安心です。

虫がついている

長期間保存していたそうめんを食べようとしたら、虫が湧いていたという経験はありませんか?そうめんには、小麦や米、トウモロコシなどの穀物、加工穀類を好んで食べる小さな虫がついてしまうことがあります。

種類はいくつかありますが、タバコシバンムシと呼ばれる体長2mm程度の赤褐色の虫は、家庭内のいたるところで発生するため注意が必要。セロテープを利用して虫をきれいに取り除くはできますが、口にするのは控えるたほうがよいでしょう。

異臭がする

そうめんは「においうつり」がしやすい食品ですが、一緒に保管している食材のにおいではなく、異臭がする場合は注意しましょう。腐るとカビっぽい臭いや土っぽい臭いが漂うことがあります。これは、生地に塗布する植物油の酸化が原因。軽微の臭いであればゆでて水洗いすれば問題なく召しあがることはできます。異臭が強い場合は、食べるのは控えてくださいね。

そうめんのおすすめ保存方法

ゆでる前のそうめん

ゆでる前のそうめんは、湿気が大敵!床下収納や押し入れは避け、湿気がなく直射日光の当たらない冷暗所にて保管しましょう。風通しの良い場所は、麺が水分を吸収してしまうことを防ぐことができます。

開封後は虫が付いたり、カビが生えたりするリスクが発生します。密閉できるジッパー付きの保存袋や容器に麺を入れて保存するようにしましょう。

半生麺は開封したらかならず冷蔵庫に。生タイプは開封前から冷蔵保存しましょう。賞味期限内であっても風味が落ちやすいので、早めに召し上がってくださいね。

そうめんは、におい移りしやすい食材。香りの強いものと一緒に保存しないようにすることもおいしく召し上がるポイントです。

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