
ライター : Uli
パンシェルジュ / フードコーディネーター
ハワイ大学留学後、旅行会社に就職。国内外の食文化に魅力を感じ、現在はレシピ系記事をメインにライターをしています。お手軽料理から、パン・スイーツまで、さまざまなレシピを発信中…もっとみる
「パテドカンパーニュ」とは?
パテドカンパーニュは、豚肉やレバーをミンチにして型に詰め、焼き上げる料理。フランス語で「田舎風パテ」の意味があり、フランスの伝統的な家庭料理のひとつです。
お肉の種類や、スパイスや具材など、作る家庭やお店によって個性が出ます。前菜やおつまみとしてはもちろん、サンドイッチの具材としても人気です。
自家製パテドカンパーニュの基本レシピ
クセのない鶏レバーの濃厚な味わいに、豚肉の食感がアクセントになった、パテドカンパーニュを作っていきましょう。2種類のお肉をベースに、お酒やスパイスなど、そろえやすい材料を使用します。下準備のあとは、「混ぜて」「詰めて」「焼く」3ステップです。
※ひき肉を用意すれば、フードプロセッサーがなくても作ることができますよ。
材料(長さ21~23cm×幅7cm×高さ6cmのパウンド型1台分)
・豚肩ロース肉……400g
・鶏レバー……180g
・玉ねぎ……100g
・にんにく……1片
・バター……大さじ1
・卵……1個
・ベーコン……約10枚
・ローリエ……3枚
【豚肉マリネ液】
・赤ワイン……大さじ2
・ブランデー……大さじ1
・塩……8g(小さじ1と1/2)
・コショウ……小さじ1
・ナツメグ……小さじ1/6
・シナモン……小さじ1/6
※フードプロセッサがない場合は、豚肩ロース120gと豚ひき肉280gを用意してください。
下準備
1. 豚肩ロースをマリネ液に漬け込む
豚肩ロースは適当な大きさに切って、スパイスと塩、お酒に30分以上漬けます。時間があれば、ひと晩漬けてください。
※このとき、肩ロースの脂身が多い部分と、赤身の部分を分けておくと、あとの工程で簡単に作業できます。
2. 鶏レバーを30分ほど水に浸ける
鶏レバーはざっと洗って、白い脂肪や血合いを丁寧に取って再度洗い、水に浸けて冷蔵庫に30分ほど置いておきます。
3. 玉ねぎとにんにくのみじん切りをバターで炒める
玉ねぎとにんにくをみじん切りにし、バターを入れたフライパンで炒めます。弱火で玉ねぎが焦げないよう混ぜながら炒め、玉ねぎが透明に透き通ったら火からおろします。容器などに移し替え、粗熱をとっておきましょう。