ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

レバーは冷凍保存できる!

Photo by 長曽我部真未

レバーは冷凍保存が可能な食材です。冷凍保存する前には下処理が必要で、鶏と豚・牛と種類により、下ごしらえ方法が異なります。新鮮なレバーを正しい方法で冷凍すると、2~3週間程度保存できますよ。この記事では冷凍保存の方法やポイントについてご紹介します。

この記事でわかること

  1. 生レバーの保存方法と期間
  2. レバーの下ごしらえ方法
  3. 調理済みレバーの保存方法と期間

レバーを保存する際のポイント・注意点

なるべく新鮮な状態で冷凍する

レバーを冷凍する際、新鮮な状態のほうが味や食感などの劣化が抑えられ、おいしく食べられます。特にレバーは冷蔵保存だと賞味期限が短いので、なるべく早く冷凍するのがおすすめ。購入したらすぐに食べる分と冷凍する分とにわけ、計画的に使い切りましょう。

下処理してから冷凍する

レバーはそのままでは臭みや血の塊などがあるため、下ごしらえをします。あらかじめ下処理をしておくと、料理によっては解凍せずにそのまま使うこともできますよ。料理に合わせて食べやすい大きさに切っておくと、忙しいときもさっと使えて便利です。

また、下ごしらえのあとに下味につけてから冷凍しても構いませんよ。

薄く広げて冷凍する

レバーは薄く切り、重ならないように平たく並べてください。ムラなく冷凍できたり、品質や食感、味の劣化を抑えたりすることができます。また、短時間で解凍できるメリットも。金属のバットやトレイにのせると、さらに早く冷凍できますよ。

豚と牛レバーは同じ保存方法でOK

豚と牛のレバーは形が似ており、特有の臭みがあるため同じ方法で冷凍保存します。焼肉やレバニラ炒め、煮込み料理など調理法により、切り方はお好みで変えて構いません。また、鶏と比べると独特の臭みが強いので、下ごしらえでしっかり臭みを取ると、おいしく食べられますよ。

鶏レバーの冷凍保存方法

鶏レバーの下処理方法

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ハツとレバーに切り分けます。ハツは縦半分に切り、血の固まりを包丁でこそぎ取ります。レバーはふたつの固まりに分かれている部分で切り、さらに大きな固まりを縦半分に切ります。

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鶏レバーとハツをバットやボウルに入れ、水が濁らなくなるまで流水でしっかり洗います。

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ザルにあげて水気を切り、キッチンペーパーでさらに水気を拭き取ります。

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