焼き上がりのサイン

160℃で60分経ったら、一度肉汁のチェックをしてみましょう。竹串を刺して出てくる肉汁が、赤かった場合はさらに5分から10分焼いてください。焼きすぎると、うまみといっしょに肉汁が流れ出し、焼き縮みしてしまうので、焼きすぎには要注意です。

肉汁がたくさん出てきたら

焼き上がったときに、肉汁がたくさん出ている場合は、重しをのせる前に肉汁だけ容器に移し替えます。重しをして形が整ったパテに、肉汁を戻し入れてから冷蔵庫で寝かせましょう。パテが空気に触れるのを防ぎ、おいしさを保ったまま保存できます。

材料の選び方

スパイスやハーブはお好みで

今回は身近なスパイスとして、シナモンとナツメグ、黒コショウを使用しました。もし、キャトルエピス(4種類のスパイスを配合したもの)や、オールスパイス、クミンなどがあれば、加えてみてください。 スパイスの種類や分量によって、香り豊かなパテドカンパーニュに仕上がります。ハーブも同様に、タイムやローズマリー、セージなどを加えても、華やかな香りがつきます。

お酒もアレンジ可能

パテドカンパーニュに入れるお酒で一般的なものに、ポルト酒やマデラ酒、コニャックなどがあります。単体でも、組み合わせても使用可能。これらのお酒を入れると、よりおいしく本格なパテドカンパーニュができるので、あればぜひお試しください。

パテドカンパーニュの人気アレンジレシピ5選

1. じゃがいも入りパテドカンパーニュ

じゃがいもがゴロゴロ入ったパテドカンパーニュは、ほっこりする食感が魅力。ローリエやタイム、セージといった、香り豊かなハーブを贅沢に使用しています。さわやかに食欲をそそる風味で、おいしくいただけそうですね。

2. 甘栗とプルーンのパテドカンパーニュ

ちょっぴりユニークなパテドカンパーニュに挑戦したいのなら、甘栗とプルーンを入れてみませんか?甘栗とプルーンの自然な甘さが、豚肉のコクを引き立てます。豚レバーを使っているのがポイントです。

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