下ごしらえ

ふるった薄力粉と砂糖、常温に戻したバターと溶き卵が並ぶ木製テーブル

Photo by Uli

・バター(無塩)と溶き卵は室温で30~60分置いて常温に戻す
・薄力粉と砂糖は別々にふるっておく

作り方

1.バターを練る

ゴムベラでバターを練る様子

Photo by Uli

ゴムベラでバター(無塩)を練ってやわらかくします。

2.砂糖を加えてさらに練る

砂糖を加えてゴムベラで練る様子

Photo by Uli

砂糖を加えて粉っぽさがなくなるまでさらに練ります。

3.溶き卵を加える

溶き卵を少量ずつ加える様子

Photo by Uli

溶き卵を4~5回に分けて加えます。一気に全量を混ぜると分離して混ぜにくいため、少量ずつ加えて混ぜる作業を繰り返すのがポイントです。

4.薄力粉を加えて混ぜる

薄力粉を加えてゴムベラで切るように混ぜる様子

Photo by Uli

薄力粉を加えてゴムベラで切るように混ぜます。生地にゴムベラを垂直に立て上下に動かし、全体を1~2分ほど混ぜます。
ゴムベラを押し付けて生地をまとめる様子

Photo by Uli

粉っぽさがなくなってきたらボウルの内側に生地を押し付けてまとめます。押し付けたままゴムベラを動かすとかたい食感になってしまうため、折りたたむように押し付ける作業を繰り返します。

5.冷蔵庫で休ませる

生地をラップで包んだ様子

Photo by Uli

ラップで生地を包み、冷蔵庫で1~2時間休ませます。

6.めん棒で伸ばす

生地にめん棒をころがして伸ばす様子

Photo by Uli

ラップで生地を挟み、めん棒で約4mmの厚さに伸ばします。最初は生地をほぐすようにめん棒を全体に押し付け、少しやわらかくなってからめん棒をころがして伸ばします。

7.伸ばした生地を休ませる

伸ばした生地をまな板にのせた様子

Photo by Uli

伸ばした生地をまな板にのせ、冷蔵庫で30~60分休ませます。休ませることで型抜きしやすいかたさになります。

8.オーブンを予熱する

オーブンを予熱した様子

Photo by Uli

オーブンを170℃に予熱します。クッキーを型で抜く前にオーブンを予熱し、抜いた生地をすぐに焼ける環境を作っておきます。

9.型で抜く

クッキングシートを敷いた天板にクッキー生地を並べた様子

Photo by Uli

直径約5cmの型で生地を抜き、クッキングシートを敷いた天板に並べます。余った生地は手でまとめてからめん棒で伸ばし、型で抜きます。

※作業中に生地がやわらかくなってきたら、生地がかたくなるまで冷蔵庫で10分以上冷やしてください。

10.オーブンで焼く

クッキーをオーブンで焼く様子

Photo by Uli

170℃に予熱したオーブンで12~16分焼きます。クッキー表面の縁と裏面に焼き色がつけば完成です。焼きムラが気になる場合は、10分経過してから天板の向きを素早く替えてください。

よくある質問

無塩バターがありません。有塩バターまたはバターなしで作れますか?

無塩バターの代わりに有塩バターでも作れます。有塩バターを使うと塩気がアクセントのおいしいクッキーが焼けますよ。

バターなしで作る場合は、バター分量の7~8割程度の油を入れて作りましょう。薄力粉200gに油60~70gが目安です。菜種油や米油、太白ごま油など、クセのない油がおすすめです。

薄力粉の代わりになる粉類はありますか?

準強力粉や中力粉、米粉でも作れます。準強力粉や中力粉を使うとザクザク食感に、米粉を使うと崩れるようなホロホロ食感に仕上がるのが特徴です。米粉を使う場合は、薄力粉の80%程度の量にすると軽い食感に仕上がります。ただし米粉によって吸水率が異なるため、生地の状態を見ながら量を調整してください。

型がなくても作れますか?

型がなくても作れます。包丁で格子状や三角形に切るか、飲み口が直径5cm前後のコップや容器で生地を抜いてください。牛乳パックやクリアファイルを使い、型を手作りする方法もあります。

卵がなくても作れますか?

卵なしでも作れます。薄力粉100g、バター60g、砂糖30gで同様の手順で作り、棒状にまとめて7~8mmの厚さに切って焼きましょう。もしくは、薄力粉120g、サラダ油45cc、砂糖45g、ベーキングパウダー小さじ1/2杯を混ぜて棒状に伸ばし、7mmの厚さに切って焼く方法もあります。

編集部のおすすめ