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数の子は何の卵?
数の子はニシンの卵!
黄色いダイヤと称される数の子は、いわずと知れたニシンの魚卵です。特徴のひとつがプチプチっと歯ごたえのある食感を楽しめるところ♪
日本では室町時代から食べられているようですが、不足していた時期があり、その頃はカラフトシシャモの卵を代用していたといいます。
また保存方法によって味&食感が異なり、生数の子をはじめ調味液に漬けた味付き数の子や、塩数の子、干し数の子といった種類があるのも特徴のひとつです。
数の子の意味
お正月の食卓に欠かせない食材のひとつでもある数の子。では皆さんは、なぜ数の子がおせちに入っているのかを知っていますか?
数の子は粒が多いため、子孫繁栄を連想させたり子宝の象徴といわれたりするからです。古くから縁起物として重宝されている食材を、私たちも積極的に食べたいものですね。
数の子の旬や産地
数の子の主な産地は、北海道の日本海沿岸やロシアのオホーツク海沿岸、アメリカのアラスカ州沿岸、カナダの太平洋沿岸など。
スーパーの店頭に並んだり、インターネット通販で取り扱いが増えたりするのはお正月の頃ですが、特に生数の子が出まわるのは、ニシンの産卵期である3月から5月。
数の子の塩抜き方法
近年は味付きの数の子も販売されていますが、多くは塩漬けされた状態で店頭に並べてあります。塩漬けの数の子を購入した場合、おいしく食べるために塩抜きが必要です。
塩抜きの方法は、ボウルやバットにたっぷりの水と食塩、数の子を入れます。後は冷蔵庫で1晩おくだけですが、途中2回くらい食塩水を取りかえてください。
材料(2人分)
・数の子……2本
・酒……40cc
・薄口醤油……大さじ1/2杯
・だし汁……40cc
・かつおぶし……好みで
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