ライター : koku_koku

木綿豆腐で簡単♪ 自家製油揚げの作り方

Photo by koku_koku

「油揚げ」と「厚揚げ」の違いってご存知ですか?「厚揚げ」は、豆腐を厚く切って表面だけをカリカリに揚げるものに対し、「油揚げ」は薄く切った豆腐を低温から高温に2度揚げしていくことで中までしっかりと油を通すものを指します。自宅でも簡単にできる「油揚げ」の作り方をご紹介します。

材料

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  • 木綿豆腐 1丁
  • サラダ油 使用する鍋に対して豆腐が浸る程度でOK

作るときのコツ

  1. 成功のコツは、水抜きです。水が豆腐のなかに残ったまま油で揚げてしまうと穴が開いたり割れたりします。また、表面の温度をいくら上げてもなかなか揚がりません。キッチンペーパーで水抜きをする方はこまめにペーパーを取り換えながらしっかりと水抜きをしていきましょう。

作り方

1.豆腐を高さ1cm程度にカットする

まな板の上に並べられたカット済の木綿豆腐

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使用する木綿豆腐を高さ1cmになるようにカットしていきます。1cmより小さくカットしてしまうと油で揚げたときに大きな穴ができてしまうもとになるので、ご自宅で作るときはこの程度の厚さがおすすめです。

2.ペーパーでくるんで水抜きをする

水抜きのためにペーパーで包まれた木綿豆腐

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キッチンペーパーやさらしなどで豆腐を包んで水抜きをします。重しがあればさらにGOOD!数時間からひと晩寝かせましょう。

3.水抜きができているかの目安

1晩水抜きが終わった木綿豆腐

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ひと晩水抜きをした木綿豆腐です。触ってみるとクリームチーズのようなかたさになっていることがわかります。このとき触って水っぽさがあればまだ水抜きがたりません。

4.低温で20分ほどじっくり揚げていく

低温で揚げ始めた木綿豆腐

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まだぬるいかな?と思う程度の油に水抜きした木綿豆腐を入れてじっくり揚げていきます。油につけた豆腐が少し膨らんでくるのがわかります。

5.20分ほど油で揚げたら鍋から取り出す

低温で揚げ始めて20分程度たった木綿豆腐の様子

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20分ほど揚げると、表面がきつね色に変わっています。この状態ではまだ表面がやわらかいので鍋から取り出しましょう。

6.180℃の高温で一気に揚げる

180度の高温で一気に揚げている木綿豆腐

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油の温度を180℃まで上げて、豆腐を2度揚げしていきます。バチバチと勢いよく揚がりますが心配せず、箸で転がしながら5分ほど揚げます。あげると全体的にきれいなきつね色がつきます。これで完成です。
【レシピ提供 macaroni】

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