ライター : SATTO

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四角豆(うりずん豆)とは?基礎知識

四角豆はマメ科シカクマメ属の野菜です。熱帯アジアで広く栽培されており、莢(さや)の断面が四角形く、それぞれの角にひだが付いていることから「四角豆」の名が付きました。

日本では沖縄や九州で栽培され、沖縄では「新緑の季節」という意味の方言「うりずん豆」と呼ばれています。

四角豆は多年草に分類される野菜。しかし、日本は気温が低いため一年草として扱われています。早いもので7月中旬から収穫が始まり、旬は9月〜10月。収穫は11月ごろまでおこなわれます。

四角豆の食べ方

四角豆は、さやがやわらかい若いうちに食べるもの。育ち過ぎは、硬くなり食べられなくなるので注意してください。さやだけでなく、花や葉、地下部にできるイモまですべて食べられますが、日本では主に莢を食べます。

塩を加えた熱湯でサッとゆでてからサラダや和え物、お浸しなどにして食べるのがおすすめ。さやいんげんと同じ活用法でOKです。揚げ物や炒め物、煮物などにしてもおいしく食べられます。火を通し過ぎると色や食感が悪くなるため、下ゆでをしてからサッと調理するとよいですよ。

筋の取り方・種はどうする?

四角豆は、若いものはやわらかいため、筋を取る必要はありません。成長したものは筋を取ってから調理するのがおすすめ。先端を少し折ってから下部へ引っ張るときれいに取れますよ。莢の中に種がありますが、ゆでると食べられるので取らずにそのままいただきましょう。

四角豆の保存方法

四角豆は温暖な地域で栽培される野菜です。冷蔵庫で保存すると低温障害を起こすため、新聞紙やキッチンペーパーなどに包み冷暗所で保存します。1週間ほど保存可能です。長期保存したい場合は冷凍保存でもOK。硬めに塩ゆでしてからラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。

和えて食べる。四角豆のおすすめレシピ5選

1. やさしい味付け。えのきだけと四角豆の和え物

白ねりごまのまろやかな味わいがえのきだけと四角豆にしっかり絡む和え物です。みずみずしい四角豆や淡白なえのきだけと、濃厚なたれが相性抜群。シャキシャキとよい食感を楽しむためにも、ゆで過ぎに注意してくださいね。しっかり冷やして召し上がれ。

2. ツナと相性抜群!四角豆のツナマヨ和え

ツナマヨとねりごまを和える簡単サラダ。ほんのり苦味のある四角豆のひだにツナが絡んで、味わい深いですよ。メイン材料が四角豆だけのレシピですが、パプリカやゆでもやしを混ぜてもGood。和食とも洋食とも相性がよいため、幅広い献立に合いますよ。

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