6. 大分県のしらすの旬

九州のしらすの産地と言えば大分県。別府湾や佐伯湾では、黒潮に乗って北上してくるカタクチイワシの稚魚がよく獲れます。禁漁期間がなく、1年を通してしらす漁が行われています。

旬の時期

春頃と秋頃の2回旬な時期を迎えますが、最盛期は9月〜10月頃。生や釜揚げもよく食べられますが、大分県といえば「ちりめん」が有名です。獲れたてのしらすを港に着いたらすぐに釜揚げにし、天日で2〜3時間干して半乾燥させるちりめんじゃこ。旨みがぎゅっと凝縮され、鮮度、味、香り、どれも抜群です!

旬のしらすをどう食べる?しらすのバリエーション

しらすはさまざまな形で売られていますね。それぞれにどのような特徴があるのか詳しくご紹介していきます。現在では技術の進歩により、新鮮な状態で長期間保存できるようになり、旬でない時期でもお取り寄せで鮮度抜群のしらすをご家庭で気軽に味わうことができます。特徴をおさえて、いろいろなしらすを堪能しましょう。

生しらす

しらすの産地であっても、水揚げの日にしか出会えない、とても希少価値の高い「生しらす」。水分の多いしらすは傷みやすく、少しでも鮮度が落ちると生臭みや苦味が出てきてしまいます。新鮮なうちに味わう生しらすは旬ならではの楽しみ方。プリプリとした食感とやさしい甘みは格別です。

釜揚げしらす

獲れたての新鮮なしらすを、塩の入ったお湯で一気にゆであげる「釜揚げしらす」。ふんわりとしたやわらかい口当たりにほっこりしますね。ほんのり感じる塩気は、旬ならではのしらすの甘味を引き立てます。生しらすよりも日持ちはしますが、風味は変わりやすいので、なるべく新しいうちに食べるのがおすすめです。

しらす干し

釜揚げしたしらすを天日に干して乾燥させ、水分を50~85%まで飛ばして作る「しらす干し」。水分が抜ける分、旨味がぎゅっと凝縮されるだけでなく、日持ちも長くなります。関東以北ではやわらかめの「しらす干し」が主流。関西では「やわ干し」、「やわ乾」、「太白」とも呼ばれます。

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