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コンソメで簡単。圧力鍋で作るロールキャベツの基本レシピ
キャベツのおいしい季節になると食べたくなるロールキャベツ。手の込んだ家庭料理というイメージですが、肉だねさえできれば巻いて煮るだけと、意外とお手軽です。圧力鍋を使えば少しの加圧と放置であっという間に完成しますよ。トロトロに煮込んだキャベツは箸がすっと通るやわらかさ♪ ぜひお試しくださいね。
材料(4人分)
作り方
1.キャベツをゆでる
Photo by ako0811
キャベツの葉を一枚ずつ丁寧にはがします。キャベツを裏返して芯の部分に包丁で切れ目を入れます。そして、葉と葉の間に水を流し入れると外れますよ。指で無理やりはがそうとすると、やぶれるので気をつけてください。
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たっぷりの湯でキャベツの葉を3分程度ゆでます。小さいキャベツを使う場合は、丸ごと電子レンジで加熱するのもおすすめ。加熱することで葉もはがれやすくなりますよ。
2.キャベツの芯を切る
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キャベツで肉だねを巻くとき、芯の固い部分が邪魔になります。固い部分は包丁でそぎ落とし、みじん切りにします。肉だね作りのときに混ぜ込みましょう。
3.具材を切り、加熱する
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肉だねに入れる野菜をみじん切りにします。大きさをそろえて、小さくカットしましょう。
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みじん切りにした野菜は、耐熱容器に入れて電子レンジ600Wで5分ほど加熱します。全体的に透き通りしんなりしたら、バターを加えて混ぜ、さらに3分ほど加熱します。
4.肉だねを作る
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ボウルに合い挽き肉を入れ、塩を加えて手で混ぜます。色が薄いピンク色になり、粘りが出るまで混ぜることが、ジューシーな肉だねを作るポイントです。
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溶き卵、コンソメ、片栗粉、バターを加えてよく混ぜ、さらに3を入れて混ぜ合わせます。
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肉だねが完成します。すぐに使わない場合は、冷蔵保存しましょう。
5.肉だねをキャベツで巻く
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肉だねを8等分にして俵型に丸めます。空気が入らないように丸めるのが、崩れにくくするコツですよ。キャベツを広げ、俵型の肉だねを中央よりも下部に置きましょう。
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キャベツは下側から巻き、両サイドの葉で肉だねを包むようにして折り込みます。肉だねと葉の間に隙間ができないようにギュッと押さえながら巻きましょう。
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巻き終わりは爪楊枝で固定すると崩れません。爪楊枝の代わりに乾燥パスタを使っても留められますよ。
6.圧力鍋で煮込む
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巻き終わりを下にして、圧力鍋にロールキャベツを並べます。水とコンソメを入れ、落とし蓋をしてから蓋をします。ロールキャベツが崩れないように隙間なく敷き詰めてください。
点火し、圧がかかったら弱火にして、低圧で約10分煮込みます。火を止めたら、そのままピンが下がるまで自然冷却しましょう。
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ピンが下りたら蓋を開けます。ロールキャベツはとてもやわらかいです。箸で持ち上げると崩れるおそれがあるので、フライ返しでそっとすくってから器に盛り付けましょう。
7.盛り付けて完成
Photo by ako0811
器にロールキャベツを置き、スープをかけて盛り付けます。パセリや粗挽き黒こしょうなどをふって完成です。最小限の水分で煮込みますが、ロールキャベツからだしが出て旨味たっぷり。ふっくらとおいしく仕上がりますよ。
ロールキャベツをおいしく作るコツ
肉だねはしっかり練り混ぜる
肉だねは粘りが出るまで、手でしっかりこねてください。ジューシーに仕上がるだけでなく、成形もしやすくなります。調理するまでに室温に戻しておくと、混ぜる時間を短縮することができますよ。
空気が入らないようにキツく巻く
巻き方がゆるいと、煮込んでいる間に肉汁があふれ、形が崩れてしまいます。ロールキャベツ同士を爪楊枝で固定したり、キャベツに薄力粉をふりかけてから肉だねを巻いたりしてもいいですよ。また、ベーコンで外側を巻くと、煮崩れしにくいうえ、見た目も華やかになるのでおすすめ。
さらに本格的に仕上げるには
より本格的に仕上げるなら、圧力鍋を火から下ろしてから、急激に温度が下がらないように鍋をタオルや布巾で巻きましょう。ゆっくり冷ますことで、じんわりと火が通り、さらにトロトロの食感を実現できますよ。
味付けいろいろ!圧力鍋のロールキャベツレシピ6選
1. 本格的。トマト味のロールキャベツ
洋食屋さんの定番、トマト味のロールキャベツ。トマト缶やケチャップの酸味がとてもよく合い、旨味たっぷりに仕上がります。ベーコンで巻けば、さらにお店のような仕上がりに♪ お手軽に、コンソメで煮込んでからケチャップを加えて味付けしてもおいしくできあがりますよ。
2. リッチな味わい。クリームソースのロールキャベツ
ロールキャベツを煮込んでから、最後に生クリームでサッと煮るリッチなクリーム味。粉チーズをふりかけると、濃厚な味わいになり、ワインにもよく合いますよ。ごはんを一緒に盛り付けて、ソースを絡めながらいただくと絶品。大人もお子さんも喜ぶひと品です。
3. ふんわり。豆腐入りロールキャベツ
肉だねに豆腐を加えることで、やわらかくふわふわな食感に仕上がります。小さなお子さんや年配の方も安心して食べられますよ。レシピはトマト味ですが、和風味や中華味に仕上げたり、クリームソースをかけたりしてもGOOD。いろいろな味付けで作ってみてください。
4. とろける。チーズ入りロールキャベツ
とろりとチーズがとろける、ロールキャベツは食べごたえ抜群。トマト缶の酸味も、チーズを入れることでまろやかな味わいになりますよ。レシピではにんじんを一緒に入れて煮込みますが、ソーセージやベーコン、玉ねぎ、セロリなどを加えてもGOOD。野菜をたっぷり食べられるうえ、旨味もアップしますよ。
5. カットして食べよう♪ 巻かないロールキャベツ
ロールキャベツ作りの最大の手間は、キャベツをゆでて肉だねを巻きこむ工程でしょうか。忙しい日々で、なかなか時間が取れないという方におすすめなのが巻かないロールキャベツ「シューファルシ」です。圧力鍋に肉だねを置いて、キャベツをかぶせるだけ。ケーキのようにカットしていただきましょう。
6. コンソメで簡単。丸ごとロールキャベツ
キャベツをゆでる手間を省き、芯をくり抜いてから肉だねを詰める、簡単レシピ。手間がかけられないときでも、気軽に挑戦できますよね。コンソメとトマト缶を入れて煮込むので、下味はバッチリ。ケチャップやウスターソースなどで、お好みの味に調節してくださいね。
ロールキャベツは圧力鍋で手軽に作ろう♪
圧力鍋を使えば、短い時間で簡単に作れるロールキャベツ。見栄えがいいので、日々の献立だけでなく、特別な日のディナーに、おもてなしにと大活躍しますよ。ロールキャベツは味付けや具材を変えればバリエーション豊か。レシピを参考に、いろいろなテイストで楽しんでくださいね。
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