豆味噌で料理のうま味がアップ!どんな使い方がある?

使い方1. ちょい足しでうま味アップ!

例えばボロネーズソースや煮込みハンバーグなどトマトを使った料理に豆味噌を「ちょい足し」すると、短時間でもじっくり煮込んだようなコクが生まれます。 またマヨネーズとの相性も抜群なので、ポテトサラダやマカロニサラダ、ツナや卵のサンドイッチにも「ちょい足し」すると、味にまろやかさが加わります。 鯖の味噌煮や味噌煮込みうどんも「ちょい足し」で深い味わいに。 驚くのは乳製品との相性の良さで、カルボナーラやグラタンなどチーズ料理はもちろん、ベイクドチーズケーキやブラウニーなど菓子まで濃厚でリッチな味にしてくれます。

使い方2. 豆味噌に合った料理を作る

ふろふき大根やモロキュウにのせたり添えてもおいしい「豆味噌」。同様におにぎりにのせてオーブンで焼いても、おいしい焼きお握りになります。さらにそれにお茶を注げば、絶品のお茶漬けに♪ また肉の臭みも消してくれるので、豚のスペアリブやレバニラ炒めなどにも加えると、お子様もパクパク喜んで口にする食べやすさになります。 いつものおでんも豆味噌を加えれば名古屋風・味噌おでんに。ダシやみりん、酒、砂糖と豆味噌で作ったソースをかければ名古屋名物・味噌カツを家庭で気軽に楽しめます♪

自家製!豆味噌の作り方

熟成に時間はかかりますが、市販のもの以上においしいと作った人達は必ず言う自家製・豆味噌。作り方も材料もシンプルなので、初めてでも失敗なく作れます。 半年後くらいから食べられますので、完全熟成する2年以降まで、熟成による変化を感じながら味わえるのも楽しみのひとつ。 1年半後には頬が落ちるほどのおいしいお茶漬けを食べられます♪

準備するもの

・大豆……3kg ・豆麹……2kg ・塩……700g ・マッシャーやすりこぎなど、豆をつぶせるもの ・鍋or圧力鍋 ・保存容器

作り方

1.(前日)大豆をよく洗い浸水(最低18時間)。浮いてきた大豆は取り除きます。 2. やわらかくなるまで鍋または圧力鍋で煮ます。この後、煮汁は捨てずにとっておきましょう。 3. 煮えたらマッシャーやすりこぎで好きな程度につぶし、触れる程度まで冷まします。 4. 冷ましている間に豆麹と塩をまぜ、大豆の煮汁を入れてなじませます。量は手ですくって液だれしない程度に加減しながら足してください。 5. 冷ました大豆と麹&塩を混ぜ合わせます。ここは念入りに。 6. よく混ぜたら味噌玉にします。大きさは野球のボールくらい。中の空気をよく抜きながら丸めます。 7. 味噌玉を保存する容器(プラスチックでも陶器でも可能)に空気の層ができないように時計回りに落とし入れていきます。 8. 全部入れたら味噌の表面を平らにならします。 9. 味噌の表面に塩(分量外)を味噌が隠れるように敷き詰めます。特にふちはしっかり隠れるように入れ、蓋をします。 10. 蓋をしたら後は豆まかせ。たまにガス抜きをする程度で、カビがでてきても、そこだけ取り除けばOKです。 11. 4ヶ月ほどすると香りがでてきて、1年半後には豆味噌らしい色に落ち着いて醤油もしみ出てきます。 12. 半年くらいから食べられますので、変化を楽しみながら味わいましょう。2年経つとうま味とコクがたっぷりになります。

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