ライター : ako0811

人参のピクルスを作る前に……

Photo by ako0811

人参ピクルスのレシピは巷であふれかえっていますが、まず人参の下処理に注目してみましょう。 生の人参から作る場合は、軽く塩をふって水気を出してあげると固さが和らぎ味のぎゅぎゅっと詰まったピクルスになりますよ。ポリポリとした食感も魅力的です。 電子レンジで軽く加熱して作る方法も。この場合は、味が浸みこみやすいので浅漬けの状態から食べ始めることができて手軽です。お好きな方法で作ってみましょう!

人参ピクルスの作り方

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元気いっぱいのオレンジ色、瓶に詰めて並べているだけでかわいらしく、おしゃれですね。今回は大き目に乱切りにした人参を生のまま使用してピクルスにします。2~3日漬け込むとしっかり味が馴染み、ポリポリ感がやみつきになりますよ。

材料(人参2本分)

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  • にんじん(小) 2本
  • 塩(にんじん下処理用) 大さじ1/2杯
  • ピクルス液
    • 白ワインビネガー 1/2カップ
    • 1/2カップ
    • 砂糖 30g
    • 大さじ1/2杯
    • 赤唐辛子 1本
    • ローリエ 1枚
    • 黒こしょう 少々
    • お好みのドライハーブ 適量
※白ワインビネガーがなければ、米酢や穀物酢でもOKです。
※オレガノやバジルの乾燥ハーブがあるとグッと香り高いピクルスになります。

作り方 <生人参の場合>

1.人参を乱切りにする

にんじんを乱切りにする

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人参は皮を剥き好みの大きさに乱切りにします。乱切りにすることで多方面に調味液が触れ、味がしみこみやすくなりますよ。

2.塩をまぶして15分おく

カットした人参に塩をまぶす

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乱切りにした人参をバットにのせて塩をまんべんなくふります。塩をふったら軽く手でもみこみ、15分放置しておきましょう。人参から水分がでてきます

3.ピクルス液を作る

ピクルス液を調味する

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小鍋にピクルス液の材料をすべて加えて1分ほど加熱して塩や砂糖をしっかり溶かします。溶けたら火からおろし粗熱をとっておきましょう。 ※赤唐辛子を入れてからグラグラ加熱すると液全体が辛くなりすぎるので、赤唐辛子と粗挽きこしょうは火からおろしてから加えてください。赤唐辛子は、軸と種を取って半分に割って使いましょう。

4.保存瓶を煮沸消毒する

煮沸消毒した瓶を乾かす

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ピクルスを作る際は、雑菌を繁殖させないよう保存容器の煮沸消毒も忘れてはいけません。保存用の瓶と蓋を熱湯でグラグラとゆでて殺菌します。清潔な布巾の上で逆さにして乾かしておきましょう。

5.人参とピクルス液を瓶につめる

瓶に人参を入れ、ピクルス液を流し込む

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人参は、水気をキッチンペーパーでふきとります。煮沸消毒した保存瓶にお箸で隙間なく入れたら上からピクルス液を流し込みます。唐辛子やローリエも一緒に加えます。
瓶につめた人参ピクルス

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ぴったりの保存瓶があれば、調味液は最小限の量ですみますね。人参が空気に触れないよう、たっぷり上まで液を流し入れたらふたをして冷蔵庫で保存します。生の人参を作ったので味が馴染むのに2日ほどかかります。3日目以降がとってもおいしくいただけますよ。

作り方 <電子レンジを使う場合>

もっと早く食べたい!保存期間を長くしたい!という方は、人参を軽く加熱してからピクルス液に漬けるとよいでしょう。この場合、乱切りにした人参を耐熱皿に入れふんわりラップをして3分ほど加熱します。 加熱しすぎるとピクルスとしての食感が悪くなるので、しんなりする程度で加熱はやめましょう。

保存方法と日持ち

ピクルスの保存期間は材料によって変わってきます。本レシピで作ったピクルス液には水を使っているので1週間程度で食べきるのがベストです。また生の野菜を使用し、加熱していないので長持ちはしません。 ピクルス液に水を使わず、かつ野菜と保存瓶すべてを加熱消毒したピクルスだと比較的長持ちするので、長期保存を希望する場合はレシピを変えてみてくださいね。

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