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唐辛子ってどんな食べ物?
唐辛子とは?
唐辛子は、ナス科トウガラシ属の一種で辛味があり香辛料として使用されることが多い果実です。原産は中南米。生のまま食用したり、乾燥させ香辛料とし使用します。
京野菜として有名な辛味の少ない万願寺とうがらしや、スーパーなどで購入できるピーマンやパプリカ、ししとうなども唐辛子の仲間になるんですよ。
唐辛子の歴史
唐辛子が日本に渡ってきた時期は諸説あるので、どれが正しいのかは不明ですが、「16世紀半ばに鉄砲とともにポルトガル人が日本に伝えた」「17世紀はじめに豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、日本に持ち帰った」などが有力と言われています。
唐辛子が「レッドペッパー」と呼ばれる由来は、新大陸を発見したことで有名なコロンブスが「唐辛子」を「胡椒」と勘違いし持ち帰ったと言われています。
唐辛子の旬・おもな産地
日本では、乾燥させた唐辛子を鷹の爪や一味、七味、カイエンペッパーなどの名称で広く使用され、生の唐辛子を見ることはあまりないと思われます。
生の唐辛子は、乾燥にはないおいしさがあり、さまざまな品種があります。大きく分けて青唐辛子の旬は7月〜9月、熟した赤唐辛子の旬は8月〜10月。おもな産地として有名なのは京都府、高知県、千葉県です。
唐辛子の栄養や効能は?
唐辛子の栄養素
唐辛子の強烈な辛味はどのような成分からでているのか気になりますよね。唐辛子には、カプサイシン、カプシエイト、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEが含まれ(※1)、辛味の素になっているのですが、実際、唐辛子って大量に食べることはなく、栄養素の効果はほぼ期待できません。
唐辛子の効能
ただ、カプサイシンは少量でも多くの効能を発揮してくれます。食欲増進、血液の循環促進、殺菌作用などがあり、交感神経が刺激され、運動した時と同じく熱エネルギーが発生するんですよ。
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