温かいものは体を冷やす?「体を温める飲み物」を知っておこう

肌寒くなると、温かい飲み物が恋しくなりますよね。しかし、正しい知識を持っていないと、逆に体を冷やすことになってしまうかも!? 今回は、知っておきたい「体を温める飲み物」と、おすすめの飲むタイミングをまとめてみました。

2019年3月22日 更新

「温かい飲み物=体を温める」ではない理由

温かい飲み物を飲むと、体の内側からポカポカしてくる感覚がありますが、長く持続しないと思いませんか? それは、温かかった水分が体内で常温に戻っているため。ホットドリンクは一時的に体を温めても、それを持続させる効果はないんです。

逆に体が冷えることも

温かいものを摂取して体が一時的に熱くなると、脳が体温調節をするために汗をかくよう命じます。汗をかくことで、体温が下がるのです。

また、飲み物を飲むとトイレに行きたくなりますよね。尿には体内の熱を逃す役割もあるため、たとえ温かかったとしても大量に飲み物を摂取すれば、排尿とともに体温が下がってしまうのです。

体を温めてくれる飲み物

生姜湯

体が冷える原因のひとつに、血流が悪くなってしまっていることが挙げられます。生姜に含まれる辛味成分「ショウガオール」には、脂肪の燃焼を促して熱を作り出すことに加え、血流をよくする作用が認められており、もともとの体温が低い方におすすめです。(※1)

ココア

ある実験において、ピュアココアは体温の上昇を促進させる作用とともに、体温の低下を抑制する働きが認められています。これは、ココアに含まれる「カカオポリフェノール」の血流改善作用や、「テオブロミン」の体熱産生促進作用が関係してると考えられています。(※2)

ゆず茶

ゆずの皮には、ヘスペリジンというポリフェノールの一種が含まれています。ヘスペリジンは、血管(特に毛細血管)の健康維持に関わっています。

グリコがおこなった実験によると、ヘスペリジンに糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取することで、体の表面の温度低下が抑制され、特に手や足などの末端の冷えが抑えられたことが証明されました。(※3)

温かい飲み物を飲むタイミング

起床後

起きてすぐは、一日のなかでもっとも体温が低い時間帯。ここでしっかりと体を温めておくことで、内臓や筋肉の働きがよくなり、冷えにくい体作りに役立ちますよ。

入浴前

入浴前にあらかじめ体を内側から温めておけば、時間をかけずすぐに芯から温まることができます。体がしっかりと温まれば、湯冷めしにくくなります。

就寝前

人は、体温が高い状態から低くなるときに眠気を感じます。重ねて、その体温の下がり具合が急であるほど、深い眠りにつけるとされています。寝る前に体を温かい状態にしておけば、そこから体温が一気に下がり、しっかりと熟睡できるんです。

ホッとひと息温まろう

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