ライター : 相羽 舞

管理栄養士

ウイスキーが健康にいいって本当!?

ウイスキーの語源は「生命の水」という意味だといわれています。その効能については、多く研究されており、ウイスキーに含まれる成分や香りが、健康維持に役立つと考えられますよ。それらがどのように健康にいいのか、くわしく見ていきましょう。(※1,2)

ウイスキーが健康に役立つ理由

健康に役立つ理由

  1. 糖質量がゼロ
  2. ウイスキーの香りにリラックス作用が期待される
  3. 抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれる

糖質量がゼロ

ウイスキーの嬉しいポイントとして、糖質量がゼロなことが挙げられます。ウイスキーをはじめ、焼酎やブランデーなどの蒸留酒には、糖質が含まれていません。

糖質は体のエネルギー源として必要な栄養素ですが、摂り過ぎて消費しきれない分は中性脂肪として蓄積され、肥満の原因となります。(※3,4)

ウイスキーの香りにリラックス作用が期待される

ウイスキーの香り成分には、ストレスホルモンの上昇を抑えたり、ストレス緩和につながる受容体を活性化したりすることで、リラックス作用がもたらされると考えられています。

動物実験やヒト対象試験にて検証されていますが、どの香気成分がリラックス作用にかかわっているのかは明らかになっていません。熟成年数が長くなるにつれて作用が強くなるという報告もあります。(※1,5)

抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれる

樽で熟成するウイスキーには、時間の経過とともに樽由来のタンニンをはじめとするポリフェノールが溶け出します。タンニンには抗酸化作用があり、体内の過剰な活性酸素による酸化を抑えるはたらきが。

活性酸素は、悪玉コレステロールの酸化によってさまざまな病気や老化の原因となります。ウイスキーを飲むことで抗酸化作用が期待できますよ。(※6,7)

健康的でいるために。 ウイスキーの飲み方

ウイスキーの飲み方

  1. 適量を飲む
  2. 食事と一緒にゆっくり飲む
  3. 薄めて飲む
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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