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そもそも「せいろ」とはどんなもの?
せいろとは蒸し器のひとつで、主に竹や杉などで作られた調理器具です。お湯を沸騰させた鍋の上におき、その蒸気を利用して蒸すのに使います。木製であることから食材にじんわり火が通り、ふっくら蒸しあがりますよ。
いつものフライパンを活用!せいろの使い方
おうちにあるフライパンを活用するせいろの使い方をご紹介します。専用鍋がなくても手軽に使えるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
1. せいろを水で濡らす
せいろは全体を水で濡らして、水気を切ります。水で濡らす理由は、鍋の熱で焦げ付くのを防止するためと食材のにおいが染み込むのを防ぐためです。
2. フライパンにお湯を沸かす
フライパンにお湯を沸かします。
3. せいろに食材を並べる
せいろに食材を並べます。直接食材をおいて構いませんが、肉や魚の切り身、点心など油のあるものやにおいが気になるものを蒸す場合、クッキングシートや蒸し布、キャベツのような葉物野菜を敷いておくと汚れが防げて便利です。
4. 沸騰したフライパンにせいろをのせる
フライパンにせいろをおきます。お湯が沸騰して蒸気が上がっているため、火傷しないように注意してください。気になる場合は、一旦火を止めてからのせるのもおすすめです。
5. せいろの蓋をして蒸す
蓋をして蒸します。お湯がなくなるとせいろやフライパンが焦げ付くおそれがあるため注意が必要です。足りなくなったときは、沸騰したお湯を足してください。
サイズが合わないときは蒸し板で調整
フライパンは、せいろの直径より1~2cm小さめのサイズがおすすめです。大きすぎるとお湯に浸かってしまい、小さすぎるとせいろに直接火が当たって焦げてしまいます。
サイズが合わないときは蒸し板を使うと解決しますよ。せいろとフライパンの間にかませれば、サイズの違うフライパンや鍋でも活用できます。
サイズが合わないときは蒸し板を使うと解決しますよ。せいろとフライパンの間にかませれば、サイズの違うフライパンや鍋でも活用できます。
せいろを使ったあとのお手入れ方法をチェック!
洗剤で洗ってもよい?
洗剤はNGです。せいろに洗剤の成分が浸透するため使わないでください。使用後は湿らせた布でサッと拭きます。油で汚れた場合は、ぬるま湯でさっと流して汚れを拭き取るようにしましょう。
乾かすコツは?
直射日光は避け、風通しのよい場所においてしっかり乾燥させます。平らな場所に伏せておくよりも、水切りラックに斜めに立てかけたり宙吊りにしたりしておくほうが乾きやすいです。食器洗い乾燥機は使わないようにしてください。
カビが生えたらどうすればよい?
ふわふわしたカビは、水洗いしてカビを取り除いてください。シミになったカビの場合は、水洗いしてから自然乾燥させ、乾燥した状態で紙やすりでカビを削ります。
そして殺菌するため水で薄めた酢にしばらく浸けおきし、水でよくすすいでから水気を拭き取り、天日干しで乾燥させてください。(※)
そして殺菌するため水で薄めた酢にしばらく浸けおきし、水でよくすすいでから水気を拭き取り、天日干しで乾燥させてください。(※)
よくある質問
質問 | 回答 |
---|---|
1. フライパンは浅型・深型どちらでも使えますか? | 深型のほうがおすすめです。 十分な量のお湯が入るものがよいです。 |
2. お湯はフライパンにどれぐらい入れたらよいですか? | フライパンの半分~7割程度入れてください。 |
3. せいろはどのタイミングでフライパンにのせますか? | フライパンから蒸気がしっかり上がっているのを確かめてせいろをのせてください。 |
フライパンを活用するせいろの使い方をマスターしよう!
せいろの木の香りは食材のおいしさをワンランクアップさせてくれます。野菜や点心だけでなく、パンやごはんの温め直しにも使えてとても便利なんです。
意外と使い方もお手入れ方法も簡単で、持っていて損はありませんよ。専用の鍋がなくてもフライパンを使えば簡単に活用できるので、使い方を参考にぜひ手に取ってみてくださいね。
意外と使い方もお手入れ方法も簡単で、持っていて損はありませんよ。専用の鍋がなくてもフライパンを使えば簡単に活用できるので、使い方を参考にぜひ手に取ってみてくださいね。
【参考文献】
(2024/04/25参照)
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