ライター : wasante

何種類あるの?焼き菓子の定義とは

「焼き菓子」というのは、焼いたお菓子の総称です。英語では、ホイップクリームなどでデコレーションされたケーキも焼き菓子に含まれるので、その種類は数え切れないほど。 一般的に焼き菓子といえば、「生菓子」とは違い日持ちするものというイメージがあるのではないでしょうか?日本の食品衛生法では、ショートケーキやワッフルなどは焼いたものでも生菓子の方に分類されています。

フランスの人気焼き菓子レシピ5選

1. ガレット デ ロワ(galette des rois)

「ガレット デ ロワ」は、1月6日にフランスで食べられているアーモンドクリーム入りの伝統菓子です。ロワは王様という意味で、切り分けたパイの中に陶器の人形(フェーヴ)やホールアーモンドが入っていた人は、1日王様や王女様になれるというゲームがあります。

2. マドレーヌ(madeleine)

貝殻の形をした、バターとレモンの香りが特徴の「マドレーヌ」。その昔ロレーヌ地方のお城で開かれたパーティーで、メイドが即興に作ったと言われる焼き菓子です。そのメイドの名前にちなんで、マドレーヌと名付けられました。

3. クラフティ(clafoutis)

「クラフティ」はリムーザン地方の伝統菓子です。やわらかくしっとりとしたプディングのような生地に、地元の名産品であるさくらんぼがたっぷり。甘酸っぱい風味が口いっぱいに広がります。陶器のココット皿を使うことがポイントです。

4. マカロン(macaron)

女子に大人気の「マカロン」は、ロレーヌ地方の伝統菓子です。もともとはメレンゲとアーモンド、砂糖をまぜた、きつね色をした素朴なお菓子でしたが、パリの菓子職人により洗練されます。そして、クリームをはさんだカラフルで美しいマカロンが人気を集めるように。

5. タルト オ シトロン(tarte au citron)

「タルト オ シトロン」は、タルト生地にレモンクリームたっぷり詰めたもの。レモンがよく育つプロヴァンス地方やコートダジュール地方ならではの、伝統焼き菓子です。もともとはメレンゲをたっぷりのせて、こんがり焼くのが主流でした。
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