12. ミンスパイ(mince pie)

イギリスの伝統的なクリスマス菓子「ミンスパイ」は、12月8日から1月6日の12日夜にわたってひとつずつ食べられているものです。もともとはゆりかごをモチーフにしたパイ生地に、イエスをモチーフにした小さな像を入れて焼いていました。

13. スコーン(scone)

アフタヌーンティーに欠かせない「スコーン」は、粗びきの大麦粉を練って焼いたバノックという千年前から食べられているお菓子が起源。甘さ控えめで作るためにジャムやクロテッドクリームを添えて、紅茶とともにいただくのが一般的です。

ドイツの焼き菓子レシピ

14. ショコラーデ シュトレン(schokolade stollen)

ドイツでクリスマスシーズンに食べられている「ショコラーデ シュトレン」は、ドライフルーツやナッツがぎっしり詰まったチョコレートケーキを砂糖でコーティングしたもの。1ヶ月ほど日持ちするので、スライスして少しずつ食べ、熟成していく味の変化を楽しみます。

15. アプフェルクーヘン(apfelkuchen)

「アプフェル クーヘン」はドイツ語で「アップル ケーキ」という意味。バニラ風味の生地に甘酸っぱいリンゴとアーモンドパウダーがマッチした、ドイツで人気のケーキです。伝統的なレシピでは、シナモンやナツメグなどのスパイスをアクセントに加えます。

16. ブッタークーヘン(butter kuchen)

文字通りバターたっぷりのケーキ「ブッタークーヘン」は、発酵させた生地にアーモンドスライスを敷き詰めたもの。強力粉とイーストを使っているので、ケーキというよりは菓子パンのような食べごたえです。ドイツでは朝食に食べることも多いようです。

17. リンツァートルテ(linzer torte)

「リンツァートルテ」はリンツ地方の名物です。アーモンドパウダーとスパイスが入った生地に、甘酸っぱいレッドカラントのジャムがはさまれています。焼きっぱなしのケーキが「クーヘン」と呼ばれるのに対して、こちらはデコレーションされているので「トルテ」。
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