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イタリア野菜の黒キャベツってどんな野菜?
品種
黒キャベツの別名はカーボロネロ、青汁で知られるケールの仲間で栄養も豊富です。葉が重なって球状になるキャベツとは違い、黒キャベツは葉を広げながらうえに向かって成長します。
細長い葉の中心には太い葉脈があり、縮れて巻き込むようになっているのが特徴。"黒"と表現される葉の色は、実際には濃い緑色をしています。
産地・旬
イタリアトスカーナ地方が原産で、現在でもこの地で収穫されるお野菜です。日本でも徐々に栽培が増えてきています。旬は冬から春先にかけて。育てやすく、植え付けから約60~70日で収穫できるようになるため、家庭菜園でも人気のお野菜となっています。
日本での流通・価格
国産品の流通もわずかにありますが、イタリアからの空輸品など、一般的なスーパーではまだまだ見かけることが少ないお野菜です。有機野菜やめずらしい野菜などを扱う専門店などのほか、インターネット通販での購入が可能となっています。輸入品だと100gで350円~400円ほど、国産品だと80gで同じ価格帯で流通しています。
基本の調理方法・味
黒キャベツは、繊維質で煮崩れしにくいお野菜です。スープや煮込み料理に最適◎ロールキャベツなども人気です。葉の中央に走る太い葉脈は硬い部分もあるので、取り除くとやわらかい食感でいただけますよ。
その見た目の濃い色とは裏腹に、アクや味わいのくせもなく、下ゆでや水にさらすなどの下処理が必要ありません。火を通すと甘みが増すので、そのまま炒めたり、パスタに加えたりと、さまざまなお料理に使うことができます。
黒キャベツを使ったおすすめレシピ5選
1. 黒キャベツのアーリオ・オーリオ
最初にご紹介するレシピは、黒キャベツの味わいと食感をしっかり堪能するシンプルなお料理です。にんにくの香りと唐辛子の辛みをたっぷり染み込ませたオリーブオイルでサッと炒めて仕上げるひと品。隠し味で塩昆布を加えることでコク深いお味に♪
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