作るときのコツとポイント

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鮮やかなグリーン色に仕上げるには

重曹以外にも、塩をひとつまみ入れた鍋でゆでてから、氷水ですぐに冷やす方法があります。氷水に取って、しっかり冷やすことで時間が経っても変色しにくくなります。 ほうれん草は、長くゆでてしまうと、茶色っぽくなるのでゆですぎにも注意しましょう。ゆで時間は1分以内で十分です。

ミキサーがない場合は

ほうれん草をペーストにするのが面倒だったり、ミキサーがなくてもほうれん草カレーを作ることはできます。ほうれん草をゆでたあとに、水気を切って、細かく刻んでから、ペーストと同じようにカレーに加えてください。 南インドでは、刻んだほうれん草をたっぷり入れたカレーが親しまれています。

スパイスの合わせ方

カレー粉を調合する場合は、ほうれん草カレーにあったスパイスを合わせましょう。ほうれん草の香りを生かすため、シンプルなスパイス使いで十分です。 クミンとガラムマサラを使ったり、コリアンダーパウダーをベースにターメリックを少し足す程度でOKです。辛みを出すカイエンペッパーはお好みで調整しましょう。シナモンやクローブ、カスリメティ、パプリカパウダーを加えると、より複雑で本格的な香りに仕上がります。

おすすめのトッピング

ほうれん草カレーには、チーズやチキンをトッピングするのがおすすめです。パニールと呼ばれるインドのチーズはほうれん草カレーの定番トッピングです。牛乳にお酢やレモン汁を加えて作ることができるパニールや、市販のチーズをのせてみてください。 焼いたチキンをトッピングしたり、いっしょにカレーと煮込むことでコクのあるおいしいチキンサグカレーができます。また、カレーを盛ってから生クリームを少し垂らせば、見た目も華やかになります。

食べやすい味わいにする方法

ほうれん草カレーは、ほうれん草の風味がしっかりしています。もし、完成したカレーが食べにくければ、レモン汁や梅干しを叩いたもの、砂糖を大さじ1杯加えてください。また、味がぼけていると感じたら、塩が足りないのが原因かもしれません。少し塩を足してみましょう。 さらに、生クリームや牛乳、ヨーグルトなどの乳製品を加えるのもおすすめです。クリーミーになって食べやすくなりますよ。ほうれん草ペーストを入れて煮込んでから、生クリームなどを50~100ccほど加えて、軽く温めたら完成です。

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