ライター : donguri

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人気のハーブ「アップルミント」とは

料理、アロマ、虫除けなど、幅広い用途に使われるミント。変種ができやすいため、世界には3,500種類以上ものミントがあると言われています。 今回ご紹介する「アップルミント」は、名前にもあるように、リンゴを感じさせるフルーティーな香りが特徴です。ペパーミントやスペアミントよりもまろやかなので、お菓子やハーブティーだけでなく、サラダやソースなどが幅広い料理に使うことができます。

繁殖力が強く育てやすい!アップルミントの育て方

アップルミントは繁殖力が強いため、初心者でも育てやすい植物です。その一方で、正しい育て方や植え方をしないとほかの植物に悪影響を与えてしまうことも。ここでは肥料の選び方から収穫方法まで、基本の育て方をマスターしていきましょう。

土や肥料の選び方

アップルミントは、土が凍るほど寒い土地でなければ、ベランダ・庭・室内のどこでも栽培できます。強い耐久性を持つのでどんな土や肥料を選びませんが、「花の培養土」や「ハーブの土」を使うと非常によく育ちます。 肥料は香りが鈍くなる原因となるのでなくてOK。日当たりが良すぎると葉が焼けてしまうので、明るい日陰の水はけのよい場所を選びましょう。

種の植え方と剪定方法

アップルミントを育てるには、種を植えるか、苗を植えるかの2種類の方法があります。種まきからおこなう場合は、3月から6月、または9月から10月の間が最適。苗から植える場合は、葉の色が鮮やかで、茎がしっかりしたものを選びましょう。 剪定は、育ちが盛んな6月から7月におこないます。大きな葉を取り除き風通しをよくすることで、害虫対策にも効果的です。

水やりの頻度

水やりのタイミングは、土の表面が乾いてきた頃が目安です。湿度の高い環境を好みますが、水をやりすぎると根が腐ってしまうことがあるので注意が必要。冒頭にも説明したように生命力の強い植物なので、お庭で育てる場合は、雨水のみで放置していても十分に育ちます。

収穫方法

収穫は通年できますが、もっとも香り強くなる6月から8月頃がおすすめ!生のまますぐに使う場合は茎から葉を直接摘み、長期保存する場合は、全体の1/3ほどを茎ごとカットし、風通しのよい場所で乾燥させてから密封袋に入れて保管します。
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