ライター : ☆ゴン

蕪(かぶ)は「かぶら」とも読む

かぶは、白菜と同じアブラナ科アブラナ属の野菜で、漢字で書くと「蕪」。人名用漢字の訓読みは「かぶ・かぶら」です。つまり、かぶらという呼び名は方言ではありません。一般的にはかぶと呼びますが、近畿を中心とした関西ではかぶらと呼びます。

全国で栽培され種類がたいへん多く、白いものや赤いもの、サイズも大小さまざま。京都の聖護院かぶらや滋賀の日野菜などが有名ですが、一年中出回る小かぶがもっとも代表的な品種です。この記事では、寒くなるほどに甘くなる、かぶらのおすすめレシピを紹介します。

かぶらのあんかけレシピ3選

1. かぶらの丸ごと肉詰めあんかけ風

Photo by macaroni

かぶらは、とろみをつけた和風あんと相性が良いことで定評があります。どちらもやさしい味わいで、文句なしのおいしさ。かぶらの中に肉種を詰めるレシピで、茎付き帽子をかぶったような見た目がかわいいですね。

2. かぶらと干しえびのしょうが風味あんかけ

かぶらと干しえびを、だしが効いた甘めのしょうゆつゆで煮る、あんかけ風のひと品です。ほんのりとしょうがの風味を効かせるのがポイント。かぶらは皮付きのまま煮るほうが、煮くずれせずきれいに仕上がります。

3. 生かきのかぶらとろろ蒸しあんかけ風

寒くなると出回る生かきと、甘みが増すかぶらの組み合わせ。かぶらは山芋と一緒にすりおろして使います。山芋の種類は、長芋や大和芋など好みのものでOK。蒸してから、和風あんをかければできあがりです。

かぶらを使う汁物レシピ3選

4. 丸ごとかぶらのシチュー風クリームスープ

かぶらはみそ汁の具にしますが、意外と洋風スープにもよく合う野菜です。こちらは、皿の中央にかぶらが丸ごとのっている、見た目も楽しいクリームスープ。シチュールーを使うので、味がしっかり決まります。

5. 葉の浅漬けトッピングのかぶらポタージュ

かぶらの実をすりつぶして、ポタージュにする作り方。角切りしたかぶらを、バターで焦がさないようじっくり炒め、牛乳を加えてミキサーにかけます。皮と葉は浅漬けにして、トッピングに使うと無駄がないですよ。

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