ライター : suncatch

食生活アドバイザー / パンシェルジュプロフェッショナル/薬膳コーディネーター

ミルク餅とは?

「ミルク餅」とは、牛乳・砂糖・片栗粉で作るお餅。作り方も食感も「わらび餅」に似ていますが、水の代わりに牛乳を使うので、コクと食べごたえがあるのが特徴です。ほんのりやさしいミルク味は、和風にも洋風にもアレンジできますよ。そして、なんといっても身近な材料で簡単に作れるのが魅力です。

材料3つ!基本のミルク餅の作り方

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調理時間 15
ほんのりとやさしい甘さの、基本のミルク餅レシピです。必要な材料は3つだけ。むずかしい手順もないので、毎日のおやつに手軽に作れますよ。砂糖で甘さを調整したり、抹茶やココアを入れて味変したりするのも楽しいですね。

材料(2〜3人分)

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作るときのポイント

  1. 材料は火にかける前にしっかりと混ぜて溶かしましょう。片栗粉が溶けていないと、ダマになって食感が悪くなります。
  2. 火にかけると急速にのり状から餅状に変化します。焦げないように、常に鍋底全体を混ぜてください。
  3. できあがったミルク餅は冷水に浸けて、手早く冷やしましょう。冷蔵庫で冷やしてもよいですが、長時間冷やし続けると食感が損なわれるので気を付けてください。

作り方

1.材料を混ぜる

鍋に材料を入れて、ホイッパーでよく混ぜている様子

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鍋に材料を全部入れて、ホイッパーでよく混ぜます。

2.中火にかけて混ぜる

鍋に入ったミルク餅が、のり状に変化している様子

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鍋を中火にかけて、ヘラで鍋底を混ぜます。少しずつ、のり状のかたまりが見えてきます。
ひとかたまりのお餅になったミルク餅が入った鍋

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混ぜ続けると全体がもち状になります。ひとかたまりになれば、火を止めます。

3.ラップで包み氷水で冷やす

ミルク餅をラップで包み容器に入れている状態

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お餅をヘラですくい取り、ラップの上にのせて包みます。 ※ラップをバットやプラスチック容器の内側に敷き込み、ミルク餅を入れるときれいな形にまとまりますよ。
ラップごと氷水に浸けて冷やしている様子

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ラップごと氷水に入れて冷やします。ラップのすき間から水が入ってもOK。

4.ひと口大にカットする

ひと口大に切ったミルク餅を冷水に浸している様子

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お餅が冷えたら取り出し、ラップを広げて包丁でひと口大にカットします。切ったお餅はくっ付きやすいので、冷水にさっと浸しましょう。
ガラス容器に入ったミルク餅

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水気を切ったミルク餅を、器に盛り付けてできあがりです。そのまま食べるのはもちろん、お好みできな粉や砂糖、黒みつなどをかけて召しあがれ♪

味付けで変化を楽しむ♪ ミルク餅の人気アレンジ7選

1. 風味が豊か。抹茶のミルク餅

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抹茶入りのミルク餅は、色鮮やかで美しく、おもてなしにぴったり。きな粉と黒蜜のトッピングが、濃厚な抹茶味によく合いますよ。加える砂糖の量で、お好みの甘さに調整してくださいね。

2. 濃厚な味わい。黒ごまのミルク餅

黒練りごまを混ぜ込む、濃厚な風味のミルク餅です。黒ごまの香りとコクが、噛むごとに口のなかで広がりますよ。あっという間に作ることができるので、急に甘いものが食べたくなったときにぴったり。きな粉と砂糖をまぶしていただきましょう。

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