ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

タイ料理に欠かせない「クルワンプルーン」

暑いときに食べたくなる辛い料理。特にタイ料理は、辛さのなかにさっぱりとした酸味が効いていて、日本でも人気ですよね。 今回は「もっと本格的なタイ料理の味にこだわりたい」という方に、「クルワンプルーン」をご紹介!「クルワンプルーン」は、ひと匙でグッと本格的なタイ料理に近づけてくれる、魔法の調味料なんですよ♪

「クルワンプルーン」とは

日本でも人気が高いタイ料理。タイ料理屋に行くと、テーブルの上に置いてあるガラスの容器を見かけますよね。実はこれ「クルワンプルーン」という調味料のセットなんです。 「ナムターン(砂糖)」「プリックナンプラー(唐辛子入りナンプラー)」「プリックソムナム(唐辛子入り酢)」「プリックポン(唐辛子)」の4種類が基本。 「料理に砂糖!? 」と思うかもしれませんが、辛さを和らげたりコクをプラスしてくれます。ナンプラーは塩味が足りないときに、唐辛子はもっと辛くしたいときに使います。さっぱりと食べたいときはお酢をプラスしましょう。 タイ料理が薄味に作られているのは、この「クルワンプルーン」を使うため。はじめに味見をしてから、「クルワンプルーン」で好みの味に仕上げましょう。 簡単に作ることができるので、さっそく作り方をご紹介します。

「プリックナンプラー」の作り方

唐辛子が入ったナンプラー、「プリックナンプラー」を作っていきます。

Photo by mucccinpurin

材料

・生青唐辛子……5本 ・鷹の爪(輪切り)……約5本分 ・ナンプラー……適量 ・酢……小さじ2杯 ・砂糖……小さじ1杯 ・ライム……1/8個分 ・にんにく……少々

1. 材料を準備します

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青唐辛子は輪切り、ライムは縦1/4にして薄くスライスしておきます。にんにくは香りが出ればいいので刻まずにそのまま使います。

2. 瓶に材料を入れて数時間置きます

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煮沸消毒した瓶に1の材料とすべての調味料を入れ、材料がひたひたになる程度のナンプラーを注ぎ、半日ほど冷蔵庫で寝かせます。

できあがりです!

Photo by muccinpurin

ライムの酸味と唐辛子の香りが、ナンプラーとよく馴染んでいます。

「プリックソムナム」の作り方

唐辛子が入った酢、「プリックソムナム」を作っていきます。

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材料

・青唐辛子……3本 ・鷹の爪(輪切り)……約3本分 ・酢……材料が浸る量

1. 材料を準備します

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青唐辛子は輪切りにしておきます。

2. 瓶に材料を入れて数時間置きます

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煮沸消毒した瓶に1の材料とすべての調味料を入れ、材料がひたひたになる程度の酢を注ぎ、半日ほど冷蔵庫で寝かせたらできあがりです。

できあがりです!

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唐辛子の香りがしっかりと酢に馴染んでいます。

実際に使ってみましょう!

Photo by muccinpurin

まずはタイ料理の定番「パッタイ」かけてみましょう。パッタイの味付けによって、クルワンプルーンを好みで足してくださいね。途中で足して、味の変化を楽しむのもいいですね。 唐辛子は種の部分に辛味があるので、苦手な方は種を避けて使ってください。 ほかにも「ガパオ」やパパイヤのサラダ「ソムタム」など、いろいろな料理で試してみてくださいね。

専用の調味料入れでより本場っぽく!

ITEM

クルワンプルーン

¥2,200〜

※2018年8月13日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
より本場に近づきたいなら、専用容器に入れてみましょう。ガラスの容器にミニスプーンが付いた専用の容器は、通信販売で手に入れることができます。 タイに旅行に行く予定がある方は、現地の市場を覗いてみるのもいいですね。 容器が変わるだけで、グッと雰囲気が増しますよ。

タイ料理は「クルワンプルーン」でもっとおいしく!

Photo by muccinpurin

いかがでしたか?タイの調味料「クルワンプルーン」をご紹介しました。ナンプラーと酢に唐辛子を入れるだけの簡単なものですが、料理にかけるだけで、タイで食べているような本格的な味に仕上がります。 ぜひ「クルワンプルーン」を作って、あなた好みのタイ料理を楽しんでみてくださいね。

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