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「イシモチ」とは?
生息地
イシモチは世界中の温帯域に生息しており、日本では東北地方より南の地域で見かけることができます。水深20~100mくらいの沿岸部の砂泥地を泳いでいます。
特徴
一般的には、20~40cmほどの大きさですが、50cmにもなる個体も存在するのだとか。釣りあげると"グーグー"といった鳴き声のような音が聞こえますが、これは鳴き声ではなく浮袋を振動させて出している音です。
名前の由来
名前の由来は、イシモチの頭のなかにある大きな石といわれています。石の正体は「耳石」。耳のような働きをする石がとても大きく特徴的なことから、その名前がついたとされています。上手く捌けば、イシモチの頭から耳石を取り出すことができますよ。余談になりますが、魚の年齢はこの耳石の大きさによって調べることができるそうです。
イシモチと「ニベ」はどう違う?
イシモチとニベは同じ魚と思われることが多いですが、じつは違う魚なんです。耳石があること、音を出すことも同じなのですが、ちゃんと違いがあります。
ニベとの見分け方は外見にあります。銀色に白く光る体色がイシモチ。全体が黒い斑点におおわれているのがニベなんです。迷ったらまず魚全体を見てみましょう。
ニベとの見分け方は外見にあります。銀色に白く光る体色がイシモチ。全体が黒い斑点におおわれているのがニベなんです。迷ったらまず魚全体を見てみましょう。
イシモチの旬はいつ?
旬の時期
イシモチは通年通して釣れますが、おいしいといわれているのは5~8月とされています。しかし、漁師さんたちの間では秋から冬が一番おいしいとの話もあるそうですよ。
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