目次
小見出しも全て表示
閉じる
梅干しの赤シソ漬けにチャレンジしよう!
梅干し作りには2ヶ月ほどかかります。梅干し作りの流れとしては、まず完熟の南高梅が出始める6月中旬〜下旬ごろに梅の塩漬けを作ります。約1週間後の梅酢が上がってくるころ、6月下旬から7月上旬に赤シソをもんで加えましょう。そして、漬け込みながら梅雨明けを待ちます。10日〜2週間ほど経った晴天が続く日を選び、2〜3日天日干しをおこなってできあがりです。
干しの梅は、青梅ではなく完熟梅を使いましょう。青梅で漬けるとアク抜きが必要となるうえ、梅酢が上がりにくく実が硬く仕上がります。完熟梅のほうがやわらかくできあがり手軽に作れるのでおすすめですよ。
干しの梅は、青梅ではなく完熟梅を使いましょう。青梅で漬けるとアク抜きが必要となるうえ、梅酢が上がりにくく実が硬く仕上がります。完熟梅のほうがやわらかくできあがり手軽に作れるのでおすすめですよ。
梅干しの赤シソ漬け
調理時間
30分
*漬け込む時間や干す時間を含みません
保存期間:梅酢に漬けた状態で常温で1年以上
梅干し作りは、梅雨時期でカビが発生しやすいため注意が必要です。水気を拭き取ってよく乾かす、消毒する、などの細かい作業を丁寧におこなうことがとても大切。梅酢を適切な期間で上がらせて、梅を梅酢に浸しておくことで失敗しにくいですよ。梅干し作りのコツも細かく解説しますので、ぜひ参考にして挑戦してみてくださいね。
梅干し作りは、梅雨時期でカビが発生しやすいため注意が必要です。水気を拭き取ってよく乾かす、消毒する、などの細かい作業を丁寧におこなうことがとても大切。梅酢を適切な期間で上がらせて、梅を梅酢に浸しておくことで失敗しにくいですよ。梅干し作りのコツも細かく解説しますので、ぜひ参考にして挑戦してみてくださいね。
材料(作りやすい分量)
下準備
保存容器を洗い熱湯消毒する
Photo by 稲吉永恵
梅干しを漬ける保存容器を丁寧に洗います。洗ったあと、熱湯を全体に注ぎ消毒してから自然乾燥させます。重しや落とし蓋など梅が直接触れるものは熱湯消毒し、耐熱性でないものはホワイトリカーで丁寧に拭いて消毒します。
作り方
1.梅のヘタを取る
Photo by 稲吉永恵
竹串で梅のヘタを取ります。完熟梅はやわらかいので、傷付けないようにやさしくおこなってください。
2.梅を洗って水気を拭く
Photo by 稲吉永恵
水をはったボウルに梅を入れて、やさしく洗います。
Photo by 稲吉永恵
ザルにあげ、梅をキッチンペーパーで丁寧に拭きます。ヘタを取ったあとの凹みもきれいに拭きましょう。
Photo by 稲吉永恵
このとき、傷が付いた梅や傷んでいる梅は取り除きます。
Photo by 稲吉永恵
水気をきれいに拭いたら、キッチンペーパーを敷いたザルにおいて乾かします。
3.容器を消毒する
Photo by 稲吉永恵
梅干しを漬ける保存容器にホワイトリカーを入れます。
Photo by 稲吉永恵
蓋をして振り、ホワイトリカーが全体に行き渡るようにしましょう。蓋にもしっかり馴染ませ、余ったホワイトリカーは捨てて、容器を乾かしておきます。
4.漬ける
Photo by 稲吉永恵
容器の底全体に梅用の塩を軽く振ります。
Photo by 稲吉永恵
塩の上に梅を並べます。
Photo by 稲吉永恵
さらに上から塩を振ります。
Photo by 稲吉永恵
梅を並べて塩を振る作業を繰り返します。
Photo by 稲吉永恵
一番上に塩を振り、落とし蓋をして梅の重量の2倍の重しをおきます。
Photo by 稲吉永恵
重しがない場合は、缶詰や瓶詰め、ペットボトルなどで代用します。ボウルに缶詰や瓶詰めなどを入れて落とし蓋の上におきましょう。このとき、使うボウルもきれいに洗い消毒してください。
5.蓋をして冷暗所におく
Photo by 稲吉永恵
蓋をして冷暗所におきます。
Photo by 稲吉永恵
梅酢が上がるまで5〜7日ほどおきます。毎日1回梅酢が全体に行き渡るように保存容器を揺らしましょう。梅に梅酢を浸すことで、カビが発生しにくくなります。梅酢が出てきたら、梅を潰さないために重しの重量を1/2程度に軽くします。
Photo by 稲吉永恵
梅全体がかぶるくらいに梅酢が出たら、もみシソを入れるタイミングです。
6.赤シソをもむ
Photo by 稲吉永恵
赤シソは、茎から葉を外します。
Photo by 稲吉永恵
赤シソの小さな葉は発色がよいので、残さずにきれいに摘み取りましょう。
Photo by 稲吉永恵
摘み取った葉はよく洗ってからザルに並べて乾かします。
Photo by 稲吉永恵
大きなボウルに赤シソを入れて塩大さじ1杯を加え、よくもみます。最初はフサフサしていますが、塩が混ざるとしんなりしてきます。力を入れて3分ほど揉み続けるとアクが出てきます。
Photo by 稲吉永恵
しっかりもんで濃い紫色のアクが出たら、もみシソをギュッと絞ってアクを捨てます。
Photo by 稲吉永恵
アクを捨てたボウルに絞った赤シソを戻し、再び塩大さじ1杯を加えてもみます。2分ほど揉むと、1回目よりは少ないですが再びアクが出てきます。
Photo by 稲吉永恵
しっかりもんだら、もみシソをギュッと絞ってアクを捨てます。
7.もみシソと梅酢を合わせる
Photo by 稲吉永恵
別のボウルにもみシソを入れ、上がってきた梅酢をお玉一杯分入れます。
Photo by 稲吉永恵
もみシソをほぐして梅酢と混ぜ合わせると、真っ赤に発色します。
8.梅にもみシソをのせる
Photo by 稲吉永恵
5に7をのせ、赤く発色した梅酢も加えます。
Photo by 稲吉永恵
もみシソと梅が馴染むように保存容器をゆらします。蓋をして冷暗所におき、梅雨が明けるのを待ちます。
9.梅干しを干す
Photo by 稲吉永恵
梅雨が明けたら、晴天が続く日を選び梅干しを天日干しします。梅干しをザルに取ります。
Photo by 稲吉永恵
梅干しは、大きめのザルに間隔をあけて並べます。赤シソも一緒に干して乾燥させ、ふりかけにしてもOKです。
Photo by 稲吉永恵
2〜3日干します。日中は天日干しして途中で裏返し、夕方には室内に取り込んでください。だんだんシワが寄ってきて、摘んでみて果肉が皮から離れるような感触になればOKです。
10.できあがり
Photo by 稲吉永恵
煮沸消毒した保存瓶に移して保存します。保存する際は、梅酢や赤シソと共に保存瓶に入れたり、干したものをそのまま保存瓶に入れたりして冷暗所におきます。梅酢に浸して保存したほうが、乾燥せずきれいな色のまま保存ができます。
カビをふせぐポイントは?
傷んだ梅や傷のある梅は取り除く
梅は、傷んだものや傷付いたものは取り除くことが大切。傷がある梅や傷んでやわらかくなった梅は、カビが生えやすいです。すべての梅を台なしにしてしまうおそれがあるので、勿体ないと思っても捨ててくださいね。
- 1
- 2
梅干しの人気ランキング