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梅干しを食べやすくするには?
梅のおいしい季節になると、お家で取れたものやご近所さんからいただくもの、田舎から送られてきたものなど、たくさん梅をもらう機会があるかもしれません。そのような際には、自家製の「梅干し」を作られる方もいらっしゃるかもしれませんね。
梅干しは長期保存も可能なので、旬の梅を使ってこの時期に梅干しを作っておくと常備できて何かと便利です。せっかく自家製なのですから、おいしい「梅干し」にしたいもの。しかし自分で漬けた梅干しが、しょっぱすぎて食べられなかったという経験はありませんか?
そこで今回は、梅干しの上手な塩抜きの仕方をご紹介します。これらの方法をおこなうことで減塩にもなりますので、健康にもよくて一石二鳥ですね!甘酸っぱくておいしい「はちみつ梅干し」の作り方も併せて解説します。
梅干しは長期保存も可能なので、旬の梅を使ってこの時期に梅干しを作っておくと常備できて何かと便利です。せっかく自家製なのですから、おいしい「梅干し」にしたいもの。しかし自分で漬けた梅干しが、しょっぱすぎて食べられなかったという経験はありませんか?
そこで今回は、梅干しの上手な塩抜きの仕方をご紹介します。これらの方法をおこなうことで減塩にもなりますので、健康にもよくて一石二鳥ですね!甘酸っぱくておいしい「はちみつ梅干し」の作り方も併せて解説します。
梅干しの歴史
さて、そもそも梅干しとはどのような歴史があるのでしょうか?
日本に梅が伝わったのは奈良時代以前だといわれています。当時は漬けたものではなく燻された梅が、薬として中国から入ってきました。奈良時代では、デザートとして親しまれていたんですよ。『万葉集』でも梅は118首も詠われています。
梅干しが一般に広まったのは江戸時代。江戸時代中期には赤しそで着色された梅干しが誕生しました。
紀州(現:和歌山県)で梅の栽培が行われるようになったのは江戸時代です。明治時代になると、現在と同様に食べられていたようです。明治40年以降は梅の栽培が盛んに行われるようになりました。のちに上質な品種が生まれたり、梅干しの健康効果が注目されて人気が続くようになります。
とにかくしょっぱい!「白干梅」とは?
白干梅
「白干梅」とは、昔ながらの製法で、塩のみで漬けた無添加、無着色のしょっぱい梅干です。塩分が通常の梅干しとは比べものにならないので、長く保存するのに向いていますよ。地域によっては、白干梅を作ってからはちみつ漬けなどの調味梅干しに仕上げることもあります。
長期の保存が可能
「白干梅」は塩分が濃いので長期保存が可能です。賞味期限は180日ほどですが、実際には保存食としても重宝されており、何年も持つとも言われています。
塩抜きしておいしく食べたい!
梅と、ほんの少しの塩、水1Lがあれば塩抜きができるのです!白干梅じゃなくても可能なので試してみてくださいね。以下で手順を追って説明いたします。
やり方を知りたい!
1. 1Lの水に対して塩を1g入れ、さらに白干梅も加えて合わせます。塩が沈殿しやすいので、時々かき混ぜてください。また、お湯(30~40℃程度)を使うと早く塩抜きできます。容器は、梅と梅が接触しないような広くて浅い容器がいいです。
2. お好みに応じて、30分~数時間程度で取り出します。
3. ザルで1~2時間水切りします。
4. 保存期間は約1週間。塩抜きしたら、保管は必ず冷蔵庫でしてください。
塩抜きの時間の目安はどのくらいなのでしょうか?
・約3時間水に浸けておくと、塩分は約15.5%になります。
・ひと晩(約8時間)水に浸けておくと、塩分は約14%になります。
・24時間だと、約5〜10%ほど。
ちなみにこちらは水を使った場合なので、ぬるま湯を使うと時間短縮になりますよ!
2. お好みに応じて、30分~数時間程度で取り出します。
3. ザルで1~2時間水切りします。
4. 保存期間は約1週間。塩抜きしたら、保管は必ず冷蔵庫でしてください。
塩抜きの時間の目安はどのくらいなのでしょうか?
・約3時間水に浸けておくと、塩分は約15.5%になります。
・ひと晩(約8時間)水に浸けておくと、塩分は約14%になります。
・24時間だと、約5〜10%ほど。
ちなみにこちらは水を使った場合なので、ぬるま湯を使うと時間短縮になりますよ!
※紀州田辺うめ振興協議会さまの了承を得て掲載しています。
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