ライター : SATTO

webライター

無臭にんにくとは

無臭にんにくは、別名「エレファントガーリック」や「ジャンボにんにく」とも呼ばれる食材です。呼称は「にんにく」ですが、「ジャンボリーキ」という西洋ねぎの一種。

形は一般的なにんにくとよく似ています。しかし、大きさは一般的なにんにくの5~10倍と、ビッグサイズなのが特徴です。主な産地は鹿児島で、7月に旬を迎えます。

無臭にんにくのにおいや味わい

※画像はイメージです
名前は無臭にんにくですが、においがまったくないわけではありません。にんにく特有のにおいはするものの、一般的なにんにくと比べるとかなり控えめです。刺激が少なくマイルドな味わいなので、生のままでも食べられます。また、素揚げや天ぷら、炒め物など、さまざまな料理に活用できるうれしい食材です。

無臭にんにくのにおいが弱い理由

一般的なにんにくには、「アリシン」というにおいの元となる成分が多く含まれています。対して無臭にんにくは、アリシンの含有量が一般的なにんにくの約1/60。アリシンが少ないため、無臭にんにくはあまりにおわないのです。(※1,2)
種類主な産地大きさにおい辛さ使い方
無臭にんにく鹿児島県一般的なにんにくの5~10倍★☆☆★☆☆生でも加熱調理でも丸ごと食べられる
一般的なにんにく青森県直径約4cm★★★★★★主に香味野菜として使用

無臭にんにくで作るおすすめレシピ6選

1. 無臭にんにくで朝でも安心。スパニッシュオムレツ

ふわふわの卵と、さまざまな野菜の食感を同時に楽しめるスパニッシュオムレツです。パンにもごはんにもよく合うので、朝ごはんにぴったり。無臭にんにくを使えば、お出かけ前でもにおいを気にせず食べられますよ♪

2. 絶品!無臭にんにくとチーズの薄揚げ挟み焼き

具材を薄揚げで挟み焼きにするひと品は、サクサク食感でおつまみに最適。塩気のある明太子やとろけるチーズに、無臭にんにくでマイルドさをプラスしましょう。無臭にんにくは粗めに切ることで、食感を楽しめます。

3. 使い道豊富。無臭にんにくで作る食べるラー油

無臭にんにくやアーモンドスライス、長ねぎなどを使う、風味豊かな食べるラー油です。冷蔵庫に常備しておくと、ごはんのお供や料理のトッピング、味付けにも活用できます。チリペッパーの分量を調整し、お好みの辛さに仕上げてもOKです。

編集部のおすすめ