上手な保存方法

スルメイカは買ってきたら、その日のうちにさばきましょう!水洗いしたあと、水分をよくふき取ります。保存する際は、胴やゲソなどの部位別にラップでしっかりと包み、フリーザーバッグで密封して、冷蔵庫または冷凍庫に入れましょう。

冷蔵保存の目安は刺身の場合は1日加熱調理の場合は2~3日冷凍保存の目安は2~3週間です。

獲れる時期によって名前が変わる!?

春から初夏に獲れる「バライカ」

春から初夏に獲れる、やや小ぶりなスルメイカは「バライカ」と呼ばれています。時期によって名前が変わるなんて、なんだか風流ですね。

旬の時期に獲れる「夏イカ」

7月~9月に獲れるスルメイカは「夏イカ」と呼ばれています。和食屋さんのお品書きでも「夏イカ」という呼び方は、いかにも季節の味!という印象で、暑い季節でも食欲がそそられますね。

スルメイカはほかにも呼び名いろいろ♪

関東周辺では、初夏に獲れる若くて小さなスルメイカを、麦の収穫の時期にちなんで「ムギイカ」と呼びます。季節感あふれる素敵な呼び方ですね♪

さらに地方では、それぞれの方言による呼び名があり、「マツイカ」「トンキュウ」「ガンゼキ」「シマメイカ」「サルイカ」など。

スルメイカの基本のさばき方

普段から食べているスルメイカですが、いざ料理をするとなると、さばき方がわからないという方も多いのではないでしょうか?意外と簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。

さばき方

1. スルメイカを流水できれいに洗い、水分をふき取っておく。
2. 胴と内臓のつながっている部分を指ではがす。
3. 片手で胴を持ち、もう一方で足の付け根の部分を握って、内臓をひきぬく。
4. 胴についている軟骨をひきぬく。胴は流水で洗い、水分をふき取る。

胴を焼き物や煮物などに使う場合は、皮つきで筒状のまま調理します。

刺身の場合は、以下のように開いて皮をむきます。

5. 軟骨がついていた部分に包丁を入れて、胴を切り開く。
6. 胴とエンペラがつながっている部分に指を入れて、エンペラを取り、皮もはぐ。
7. 残った外側と内側の皮をはぐ。(ふきんやキッチンペーパーなどを使うと便利です。)

続いて、内臓とゲソのさばき方です。

8. ゲソは目の下で内臓と切り離す。ゲソ側に残ったくちばしを取る。
9. ゲソを洗って、水分をふき取る。ゲソの先の部分と吸盤を切る。

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