ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

ほうれん草のおひたしはやさしい味わいが魅力

Photo by 稲吉永恵

ほうれん草のおひたしは我が家の定番。「ほうれん草に味がしっかり染みて、だしの香りがじゅわっと広がる」「シンプルなのに旨みたっぷり!」と評判なんです。

薄味ながら満足感がある理由はだしの力。だしをひいて作ることでワンランク上の味わいに仕上がります。ほうれん草のほかに、菜の花やブロッコリー、小松菜などで作ってもおいしいですよ。ぜひ試してみてくださいね。

プロ直伝。ほうれん草のおひたしの作り方

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調理時間 15
*冷蔵庫で味をなじませる時間は含みません
ほうれん草のおひたしは、白だしやだしの素を使って手軽に作れます。おもてなしの際やいつもの味からワンランクアップさせたいなら、ぜひだしをひいて作ってみてください。

風味豊かで旨み抜群のおひたしに仕上がりますよ。ほうれん草のゆで方にもコツがあるので、チェックしてみてくださいね。

材料(2〜3人分)

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レシピのコツ・ポイント

コツ・ポイント

  1. ほうれん草はゆですぎない
  2. ほうれん草の水気をしっかり絞ってから浸す
ほうれん草はゆですぎないのがポイントです。ゆで時間は長くても40〜50秒程度にし、氷水にすぐに浸しましょう。適度な歯ごたえが残り、おいしくいただけます。

また、味が薄まるのを防ぐためにほうれん草の水気はしっかり絞ります。氷水からあげる際に一度絞り、漬け汁に浸すときに再度水気を絞るのがおすすめです。

下ごしらえ

昆布を水に浸す

水が入った鍋に昆布を浸したもの

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昆布は布巾でサッと拭き、水に30分ほど浸します。

作り方

1.だしをひく

鍋から昆布を取り出す様子

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昆布が入った鍋を中火にかけ、沸騰する直前に取り出します。
鍋にかつおぶしを入れたもの

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かつおぶしを入れてひと煮立ちしたら火を止めます。

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ザルにキッチンペーパーをしき、だしをこします。
ボウルに入った合わせだし

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合わせだしは、ほうれん草のおひたしでは200cc使います。残っただしはみそ汁や茶碗蒸しに使えますよ。

2.漬け汁を作る

鍋にみりんを入れる様子

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鍋に合わせだし200cc、しょうゆ、みりんを入れて中火にかけます。
鍋に入った漬け汁

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沸騰したら火を止めて冷まします。

3.ほうれん草を洗う

十字に切り込みを入れたほうれん草

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ほうれん草の根元を切り落とし、十字に切り込みを入れます。
ほうれん草を洗う様子

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ほうれん草は水を張ったボウルの中でふり洗いし、葉の部分もよく洗います。
ほうれん草の根元に流水を当てる様子

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ほうれん草は根元に土が付いていたり茎と茎の間に砂や汚れが入っていたりするため、流水を当ててしっかり洗います。

4.ほうれん草をゆでる

鍋でほうれん草の根元をゆでる様子

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鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩(分量外)を入れてほうれん草の根元のほうから先にゆでます。
ほうれん草を鍋でゆでる様子

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20秒経ったら葉の部分まで入れて20〜30秒ほどゆでます。
氷水が入ったボウルに浸したほうれん草

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ゆであがったら、余熱でやわらかくならないようにすぐに氷水にさらします。

5.ほうれん草を漬け汁に浸す

ほうれん草の水気を絞る様子

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ほうれん草が冷めたらすぐに水からあげて水気を絞ります。
まな板でほうれん草をカットしたもの

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ほうれん草は4〜5cmに切ります。
保存容器に入ったほうれん草と漬け汁

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ほうれん草の水気を再度絞り、清潔な保存容器に入れて漬け汁に浸します。すぐに食べても冷蔵庫で30分ほど浸してもよいです。

6.盛り付け

器に盛ったほうれん草に漬け汁をかける様子

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皿にほうれん草を盛り付けて漬け汁をかけます。

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かつおぶし(分量外)をふって完成です。

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