キンショーメロン

キンショーメロンとは、外見はマクワウリに似た果皮が黄色いノーネット系白肉種メロン。1968年に登場し、1962年に発表されたプリンスメロンと並び、手頃な価格で食べられるメロンとして広まりました。

香りはなく、歯切れのよい食感で、さっぱりした甘味。しっかりと熟するとやわらかくジューシーになりますよ。主な産地は、茨城県や千葉県、熊本県、愛知県など。旬は5月上旬〜7月初旬と早い時期に出回ります。

おいしいメロンの選び方

形、重み、香りを確認

おいしいメロンを見分ける際は、形や重み、香りを確認しましょう。メロンの形は、丸く左右対称で変形していないほうがよく、皮に張りがあってお尻部分に弾力があるものがよいですよ。また、お尻部分のへそが小さく、飛び出していないものを選びましょう。

メロンは、その品種特有の大きさで、大きすぎず小さすぎないものがよく、見た目の大きさよりも手で持ったときにずっしりと重みを感じるものがおすすめ。果肉がジューシーで、肉厚ですよ。そして、メロンから、特有の甘く豊かな香りがするものがおいしいです。

ネット系メロンの場合

ネット系メロンを選ぶ場合は、網目が細かく均一に張りめぐらされているか確認しましょう。網目が盛り上がっていると、肉厚でおいしいですよ。表面に傷やあざがないものを選んでくださいね。

ノーネット系メロンの場合

ノーネット系メロンを選ぶ場合は、表面に筋や傷が入っているものや黒い斑点が入っているもの、変色したものは避け、表面がつるりときれいなものがおすすめ。形や色のバランスのよいものを選びましょう。

おすすめの食べ方と保存方法

完熟してから

メロンは完熟すると甘い香りがしてきます。ツル付きの場合は、ツルの部分が枯れてくるのもポイント。ネット系メロンもノーネット系メロンも、おしりの部分がやわらかくなってきたら食べごろです。

また、メロンを爪でポンポンとはじいてみて、高く澄んだ音がしたら未熟で、低く濁った音になると食べごろといわれています。

未完熟のメロンは、ある程度熟すまで保存しておく必要があります。メロンは冷蔵庫のなかでは追熟が進まないため、食べごろになるまで常温で保存しましょう。追熟時の理想的な気温は20〜25℃の範囲です。

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